ソロデビューした6年前から、KREVAはずっと「歌」にこだわってきたラッパーだった。ポップアーティストとして、楽器の弾けない自分がどこまで表現の幅を広げられるのか。神業級のラップスキルを持つだけに、それは…
ついにオジー・オズボーンと袂を分かったり、重度の血栓治療でアルコール断ちを余儀なくされたり、と激動の09年を過ごしたザック・ワイルドだが、だからこそ『ショット・トゥ・ヘル』から4年ぶり・8作目となる今作…
2組の兄妹が寄り集まって結成されたこのマジック・ナンバーズは、言わば究極の家内制手工業バンドであった。血縁と幼馴染の濃い関係性の中でじっくり醸成された彼らの音楽は、外気に当たらないからこそハーモニー…
ブルックリンの2人組、ナイト・スクールによるデビュー・アルバム。このバンドをはじめて知ったのは、ザ・ドラムス“レッツ・ゴー・サーフィン”のナイト・スクール・バージョンを聴いたときだった。サビのヌケ感…
日本のハードコアなシューゲイザー・ファンにはおなじみ(であろう)、Sonic Cathedral。ネオゲイズがトレンディになる前からロンドンを中心にサイケデリア~シューゲイズ礼賛の宴をひっそり繰り広げてきたこのク…
アルバム『オーロラ』、そしてツアーからの初の武道館公演までで、新世代ロックバンドの階段を堅実に、それでいて華麗に駆け上ったNICO。そして、2010年第一弾リリースとなる、シングルとDVDのセットで完全生産限…
聴いていると、胸が熱くなり、喉元が締め付けられ、手の甲を血がどくどくと流れるのを感じる。PCを立ち上げなくても、ケータイをいじらなくても意識が世界中に広がり、繋がりたい誰かと繋がっていくのを確かに感じ…
こんなアルバムには、一生に何度も出会うことはできない。Coccoという、ひとりの歌い手が全存在をかけて作り上げた、改めてのデビューアルバムとも言うべき作品だ。 かつて『ブーゲンビリア』という彼女の97年の…
センチメンタル・テクノ・ポップとしての輝度と情感という点では“VOICE”はそれこそYMO“以心電信”にも通じるPerfume史上屈指の高性能な楽曲だし、かしゆか/あ~ちゃん/のっちが織り成すハイブリッドなコード…
マッドヴェインとナッシングフェイスのメンバー2人ずつが、元パンテラのドラマー=ヴィニー・ポールを誘って結成したヘルイエーのセカンド。実力派が顔を揃えてることもあり、最近のメタル系のアルバムの中でも飛…
しばらく名前を聞かなかったJ・マスキス、今度はドラムス&ギターでロキシー・ミュージックの『カントリー・ライフ』のジャケをコピーしたスウィート・アップルに参加だ。デス・オブ・サマンサ、コブラ・ヴェルデ…
血のこともあってか日本人には特別親しみ深いフーバスタンクだが、もちろんその大前提として曲や演奏が魅力的じゃなければならないわけで、改めてその曲の良さを味わってもらおうじゃないかとばかり新曲やセルフ・…
例えば僕は、ジミ・ヘンドリックスやスライ&ザ・ファミリー・ストーンのベスト盤が好きで常にiPodに入れっ放しにしているのだが、これらを聴くと強烈な個性が更に濃縮されたベスト盤のエネルギーに打ちのめされ、…
木村カエラ初のオリコン・シングルチャート一位を獲得した『Ring a Ding Dong』。おまじないみたいにキャッチーで、軽やかな歌声が、明るくハッピーな気分をもたらしてくれるこのポップ・チューンに続くニュー・シ…
カナダを代表するプログレ・ハード・バンドのドキュメンタリー。メンバーの生い立ちから始まって現在に至る歴史を、メンバーや関係者の発言を交え丹念に追っていく。バンドの停滞期や解散の危機なども逃げずに触れ…
今回の『ひとりカンタビレ』のキモは、ツアー各会場で1曲コンプリートしてみせることももちろんだが、できた曲を「録って出し」タイミングで片っ端から配信してみせた点だと思う。情報消費の怒濤のスピード感とミ…
「散開」を発表したビークルによる、DVDシングル。シングルとは言え、本編に加え、オーディオコメンタリー機能を使った全員と5人それぞれをフィーチャーしたものと、カラオケ用のテロップ入りという、総じて8バー…
ぶっちゃけ、“ウマい”バンドだなあと思う。アフロ・ビート~トライバル趣味が光るグルーヴィなフォーク・ロック。鮮やかなボーカル・ハーモニーが音響的なレイヤーを飾るゴスペル・ポップ。「西海岸のグリズリー…
ライブも楽曲も負け知らずのテレフォンズにとって、「アルバム」は最後の砦だった。テレフォンズらしさをどうアルバムに詰め込むのか?しかしその答えが遂に2ndで鳴り響いたのだ。その名も『We Love Telephones!!!…
言葉数の多いレゲエのラップスタイルに惹かれて、いまやダンスホール・レゲエの女性ディージェイ(ラッパー)として唯一無二の存在感を放つlecca。前作アルバム『BIG POPPER』はそのスキルだけでなく、彼女の曲が…
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