アルバム『Kisses and Kills』を機にひとつ殻が破れたというか、破っていかねばならないと考えられるようになったのだと思う、このバンドは。表題曲では、タイアップ作であることを逆手に取り、振り切ったアプロー…
昨年6月のシングル『だいぽん起きろ』に続く4thミニアルバム。アメリカンロック的な大陸感のあるタイトル曲“SLEEPWALK”からスタートする今作もまた、メロディックパンクに収まらない自由奔放なENTH節が炸裂して…
ウィーザー 『ウィーザー(ブラック・アルバム)』 3月1日(金)発売 2016年リリースの10作目となるオリジナル・アルバム『ウィーザー(ホワイト・アルバム)』で、ウィーザーはバンドが追求してきたポップネス…
2012年のデビュー当時、石崎ひゅーいが曲を書いて唄う大きな理由は、亡き母に捧ぐというものであったし、衝動的かつエネルギッシュなライブパフォーマンスが魅力であった。しかし昨年3月に初のベスト盤をリリース…
昨年ラム・オブ・ゴッドが、バーン・ザ・プリースト名義で出したカバー・アルバムは、メルヴィンズやビッグ・ブラックといったパンクな選曲が面白くて大いに楽しめた。そして今度はリード・ギタリストのマーク・…
ロンドンの多民族ダンス・ポップ・バンドが4年ぶりのサードで挑んだことは、説明するまでもなく、直球なタイトルと、多様で平等な社会の到来を願う表題曲に集約されている。そう、これまでも故郷のコスモポリタニ…
瑞々しい。一直線のロックンロールアルバムだ。前作『a flood of circle』リリースのタイミングでアオキテツ(G)の正式加入を発表した彼らだが、これが、アオキが制作の段階から関わる初めての作品ということにな…
前作、「おそらく最もロックしたアルバム」とブライアンが自負した『ゲット・アップ』から約3年半。待望の14作目のオリジナル・アルバムがリリースされた。前作ではジェフ・リンによるプロデュースで新機軸の「ロ…
TK from 凛として時雨のソロ新曲は、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の日本語吹き替え版主題歌。TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』の楽曲となった昨年の“katharsis”は、静謐な冒頭から徐々に…
偉大なる先駆者として参照され続けてきたはっぴいえんどやYMOとしての活動然り、細野晴臣が手がけてきた音楽には、ルーツを深く探求し、最新テクノロジーをいち早く取り入れながらも、ただ実験に終始することなく…
お待ちしていました、打首獄門同好会の約1年ぶりとなる新作ミニアルバム。2015年に結成11年目で『まだまだ新米』を名乗っていた彼らだったが、あれから4年、遂に今作で『そろそろ中堅』を掲げる。で、今回ラインナ…
アルバム・タイトルから連想される、インベーダーのようにウネウネした電子音を切り裂く、ザッカザカのギター・リフとドッコドコ突っ走るドラム。ロック・バンドの発展形とも言えるサウンドも刺激的だけれど、や…
アデルやパール・ジャムが彼女のセカンド『The Story』の収録曲を歌うチャリティ・カバー集が、2年前に登場。以来、アメリカーナ界の外、特に米国外で認知度を上げたシンガー・ソングライターが、グラミー賞で6つ…
5周年を記念して5シーズンにわたり5リリース、5イベント実施というGOGOで行け行け状態のKANA-BOON。そのシーズン5、最初のリリースが『ハグルマ』である。このシングルは、谷口鮪が子どもの頃から愛読していたとい…
エレファントカシマシとしてデビューしてから約31年。初のソロプロジェクト始動にあたって宮本浩次は「日本には優れた『歌謡曲』というジャンルがあると思っております。私もいつかそういう歌謡曲を作りたいと思っ…
今作の購入特典は、「WANIMAが車に貼ってそうなステッカー」。ぷぷっと笑うと同時に、感心してしまった。客観的に「WANIMAらしさとは何か」がわかっているからこそ、あらゆるタイアップにおいて、作品と自分たちの…
2月1日、特設サイト上で唐突に先行リリースされたKOHH通算5作目のスタジオアルバムは、ストリングスの厳かな調べで幕を開ける。人間の愚かさと生命の尊さに触れながら、人はみな地球の一部だと歌った“ひとつ”に…
日本語・英語・韓国語を操るトリリンガルラッパー/シンガーであるちゃんみなにとって、初となるCDシングル作品『I’m a Pop』。昨年の11月にリリースされた『PAIN IS BEAUTY』は彼女の10代最後の想いがありのまま…
元オールマン・ブラザーズ・バンドのデレク・トラックスと、女子ブルース・ロッカーのスーザン・テデスキの夫婦バンド、テデスキ・トラックス・バンドの4枚目となる最新作。もともとスーザンはゴスペルとブルース…
10年代を通してポップ・シーンを牽引してきたR&Bだが、また風向きが変わってきたようだ。象徴的なのは“ブード・アップ”が大ヒットしたエラ・メイの存在だが、要は「オルタナティブR&B」が推し進めたトラックの…
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