期待に応えて余りある、素晴らしいアルバムだ。混乱した頭の中がそのままソングライティングの豊かさに反映されて、堪え切れない思いがそのまま演奏のスリルに反映されるという、めちゃくちゃ正しい若者のロックア…
9月にCDリリースされた、ジミが1970年7月4日の独立記念日にジョージア州アトランタのポップ・フェスティヴァルに出た時の映像。公共施設では黒人と白人の席を分けるなんて法律が大手を振っていた時代、人種差別の…
ギター・サウンドとビートの全能感そのもののミドル・ナンバー、“セイント・セシリア”が放つ強靭な訴求力! 沸き立つ衝動をスリリングな歌メロとビートの両面で全開放してみせた“ショーン”のダイナミズム! 5…
新作リリースを2016年春に控えたプライマル・スクリームだが、その前にファンには朗報!なボビーが選曲を担当したご機嫌なコンピレーション盤が届いた。前作『モア・ライト』をプロデュースしたデヴィッド・ホルム…
血湧き肉躍る高揚感と、号泣必至のエモーショナルなドラマ性が両立した映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』は、近来の音楽映画の大傑作というだけでなく、一般エンタテインメントとしても爆発的に面白い作品だ…
ブルース・スプリングスティーンが1980年にリリースした2枚組の大作『ザ・リバー』がボックスとなって再発。オリジナル盤の最新リマスターに加え、当時いったん完成したにもかかわらず発売が中止された幻のアルバ…
前作サード『ヴィジョンズ』のスマッシュ・ヒットによりインディ界の新アイドルの座を射止めたグライムス。以来の3年間=支持派も否定派もその一挙一動に注目……という現代女性アクトにつきものの状況はタフだっ…
テイラー・スウィフトが「人生を最高にしてくれる曲リスト」として彼女の曲を挙げ、ドレイクやロードやジェイ・Zも絶賛するカナダ出身、19歳のR&B系シンガー・ソングライター。YouTube投稿をきっかけに話題となり…
2015年もニール・ヤングは新作、ツアー、高音質プレーヤーPonoの発売と活躍しまくってたわけだが、そんな年を締めくくるのにふさわしいビッグ・アイテムが登場だ。ニールのキャリアでも珍しいホーン・セクションを…
ビョークの失恋から、さらに素晴らしい作品が誕生した。『ヴァルニキュラ』を全編オーケストラで再構築するということは、本人にとっては痛みや傷口を覗きこむような実験的な試みだったかもしれないが、リスナーに…
グローバルなスーパー・スターのミリオン作品を、発売から1年弱でインディ系のロック・アクトが全曲カヴァーする──こう平たく書くと「人気にあやかった/シニカルな売名ギミック」の匂いたっぷりなプロジェクト…
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレア音源はキリがない。自分も以前はいろいろと手を尽くして集めたものだけど、それでもやはりこうして正規でリリースされるもののクオリティは特別。とあらためて唸らされた…
昨年になって突如デス・キャブ・フォー・キューティーを脱退したクリス・ウォラのソロ・アルバム。個人名義による作品は、08年にリリースした『フィールド・マニュアル』以来となるが、その内容は、前作ともデス・…
年の瀬も押し迫ったタイミングで、とんでもないアルバムが到着してしまった。まず第一のとんでもなさは、コールドプレイ自身のキャリアにおけるドラマティックな振れ幅の点だ。極端から極端へ、ミニマルかつモノト…
『ロッキング・オン』のアルバム・オブ・ザ・イヤー2015で12位。えっ、そんなもんかと思ったら、前作『21』は18位だった。ロッキング・オンさん、ちょっと評価低すぎないですか。 1stシングル“ハロー”を初めて…
グラミー受賞のデビュー・アルバム『イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア?』すら遥か彼方に置き去りにするレヴェルの音楽的躍進を遂げた、ア・グレイト・ビッグ・ワールドの約2年ぶりとなる2ndアルバム。冒頭の…
前身のダブ・ウォー時代から、レゲエ、パンク、メタルの折衷サウンドを極め、近年の作品ではダンス・ミュージック的なアプローチも加わったラウドなミクスチャー・サウンドを鳴らす英国発、スキンドレッド。トレン…
昨年のファンクラブ限定Zeppツアーから今年前半のアリーナツアーにかけてのMr.Childrenのアクション――つまり、最新作『REFLECTION』のリリース前にアルバム収録の未発表曲を中心としたツアーを展開することで「…
閉じた心を力づくでこじ開けるようなMrs. GREEN APPLEのポップさが象徴しているのは、その裏側にどれだけ悲しく灰色な現実があったとしても、そこに自分の力で生きる意味を見出していくんだという、19歳・大森元貴…
近年、オンライン上のアンダーグラウンドなエレクトロニック・ミュージック界隈では注目の的だったレーベル〈PC Music〉。その中核メンバーでありアイコン、ソフィーの既発シングルと新曲を集めたのが今作。その名…
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