このバンドの“レッツ・ゴー・サーフィン”のPVを初めて観たときのことをどう言えばいいだろう。ポカーンである。完全に思考停止。にわかに2010年のバンドとは信じられず、ググってググって、存在を確かめ、それで…
「00年代・ベテラン再始動バンド最大の殊勲賞」という次元をはるかにすっ飛ばし、世間のノスタルジーすら置き去りにしてあっさり「最前線」に到達してしまったユニコーン。フル回転だった09年は4月にリリースされ…
オアシスの全シングルを収めた本作が醸し出すベスト盤としてのオフィシャル感、そして整合感は、「これって単にノエルのフェイバリット・トラック集ですよね?」としか言いようが無かったオアシス初のベスト盤、『…
クラクソンズからケリー・オケレケまで旬の若手をコラボレーターとして召集し、つまりはケミカル・ブラザーズこそが2007年当時のニュー・レイヴと呼ばれたダンス・ロックの潮流のゴッドファーザーであることを改め…
純然たるシングルとしては『ジュゴンの見える丘』以来約2年7ヵ月ぶりとなる今作は、タイトル曲“ニライカナイ”のハイヤ、イヤサッサ!という高らかな民謡調の歌い回しから始まる――しかし。ここにいるのは、“ジ…
昨年のROCK IN JAPAN FES.で実際に彼女の生歌を聴いたときの衝撃は今でも忘れない。アコースティックを奏でるギタリストとともに颯爽と登場し、その第一声を放った瞬間、SOUND OF FORESTの空気が一変した。ガラス…
ほぼ無名だった昨年、「COUNTDOWN JACK」で入賞を果たし、見事幕張の舞台を勝ち取ったALL OFFのデビュー音源『From Midnight To Sunshine』。カリフォルニア育ちのフロントマンによるハイトーンな英詞ボーカル。変…
2007年のジョナ・マトランガ単身来日時に、ファーについて話をした際には、その時点でのラスト・アルバム『ウォーター&ソリューションズ』が、自分と他のメンバーの個性を最高の形で融合できた作品となったので、…
ネオン・インディアンやウォッシュド・アウトと並び、話題の「グローファイ」を牽引するNYのデュオ。ノスタルジックなメロディとチープな打ち込み。全編を覆う弛緩したムード。つまりは“ローファイなエレクトロ”…
ついにサマソニ来日が実現するケイナーン! もちろん、ジェイ・ZもNASも重要だけど、これは必見のアーティスト間違いなしです。というわけで、去年リリースされたあまりにも素晴らしすぎるファースト『トルバドゥ…
ドラマ『素直になれなくて』の主題歌としてWEAVERが初の書き下ろしに挑戦した“Hard to say I love you ~言い出せなくて~”。主演の上野樹里がどしゃ降りの雨の中で佇むシーンなどで流れるドラマチックなイント…
昨夏のフジ・ロックでの演奏も未だ記憶に鮮烈なメルヴィンズの新作。ツイン・ドラム編成となって3作目、数多くのツアーもこなしてきたことで、凄腕ドラマー2名を有するポテンシャルは、いよいよ全面開花したようだ…
4作目となるこのアルバムで、te'は自身のレーベル残響レコードから、メジャーに移籍。アグレッシブでむき出しのインスト・サウンドで、新たなフィールドへ闘いを挑む。手加減やら、はじめましての人への手心なんて…
アメリカン・ショウビジネスの伝説=ジュディ・ガーランドへのトリビュート、初のクラシック・オペラ発表と、アーティストとしての領域を押し広げる、野心的な挑戦を続けてきたルーファス・ウェインライト。本作は…
世にある、ときにはヒット・チャートを駆け上がりもする「母への感謝や愛」の大半と、“to Mother”がまったく違うものだということは、誰が聴いても一発で分かるだろう。ここで所謂「母への感謝や愛」と“to Moth…
ジャック・ジョンソンど真ん中のアルバム・タイトル。先行シングルのオープニング曲と本編ラストの曲は豊かなアレンジに彩られているが、それ以外は全体的にシンプルなサウンドで構成されていて、初期2枚の感触に…
なんだかんだを経て、とにかく復活を果たしたストーン・テンプル・パイロッツの、セルフ・タイトルを冠した9年ぶりの新作。リード・トラックでもある1曲目“ビトウィーン・ザ・ラインズ”から勢いに溢れている。そ…
ラップ的歌唱を取り入れた“新世紀のラブソング”、原作者の歌詞を基に書き下ろされた“ソラニン”と、新要素の導入に積極的な姿勢を見せるアジカン。魔法の鍵で次々と禁断の扉を開くかのようなその冒険的手つきは…
なんで黒猫チェルシーは2010年に、生まれたてのジャンルみたいな新鮮さでガレージロックを鳴らせるのか。単純に言えば、カッコいいと思っているからだ。心の底から、そのカッコよさに痺れているからだ。しかし、そ…
アルバム・タイトルの『トータル・ライフ・フォーエヴァー』とは、アメリカの未来学者、レイモンド・カーツワイルの提唱するコンセプトを聞いて生まれたそうだ。その学者が言うには、人類の進化の次なる段階では、…
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