それこそハード・ストンピン・ナンバー“あたし、ギターになっちゃった!!!!!!”で後藤まりこ自身《よくないことだけしたいの》と歌っている通り、エクストリームの限りを尽くしまくっているミドリ2年ぶりフルアル…
頑なだった彼らの心がほぐれ、そこから鮮やかな色彩が溶け出していくような、ちょっとセクシーで余裕すら感じさせる22-20s待望の新作である。ただし、かつての彼らが頑なであったこと自体はもちろん美徳なのだ。20…
「いかに先鋭的だったりポップだったりする要素を自らの音に取り込めるか」という観点で高度なミュージシャンシップを(必然か偶然かはともかく)発揮している人はたくさんいるが、それと同時に「先鋭的だったりポ…
WEBサイト「RO69」が運営するレーベル、JACKMAN RECORDSからのリリース作品。 逞しいエモとキャッチーなコーラスの中、リアル=真実を掴むべく歌う“存在論”から始まり、とにかく精一杯手を広げ、目には見えない…
ホールやスマパンでベーシストを務めたことで知られるメリッサ・オフ・ダ・マーの、7年ぶり2作目となるソロ・アルバム。偶然にもホールの新作と同時期になったが、アルバム自体は3年前にほぼ完成していたそうで、…
「RO69JACK2009」で投票3位を獲得した5人組バンドthe cricketsが、ミニアルバム『Fortune O'clock High』をリリースする。ツインギターを擁する正統派ギターロック、といってしまえば早いが、彼らのサウンドは尖っ…
ファンクは衝動とかエロスとか咆哮とか腰クネクネとか、本能的な事柄に関係した言葉に抜群にフィットする音楽だ。スガ シカオが聴かせるファンクもまさしく超一級の野趣に富んでいる。しかし、それでもやはり彼が…
この手の「新人バンド・コンピレーション」には、大きく2つの楽しみ方がある。ひとつは自分だけのバンドを見つけること。そして、もうひとつは、シーンの次の流れを感じ取ること。音楽雑誌の編集者という仕事をし…
フットボール・アンセムかってくらいの♪ウォオオ~のコーラスとカナダ人ラッパー=ケイナーンのライムが光る“ストップ・フォー・ア・ミニット”の公式サイト先行試聴の時点で驚愕ものだったが、蓋を開けてみれば…
最近のエレファントカシマシは、青春の光景を歌うわけではない。登場するのは語りつくせぬ過去を抱え、茫漠とした未来を前にして立ち尽くす壮年の男。カップリング“赤き空よ!”を含む今回のシングルの主人公も例…
LCDサウンドシステムの集大成、いや、結論のようなアルバムである。このアルバムで最後にしたいとジェームス・マーフィーが言うのも納得できる、「結び」の一枚である。2000年代、ダンス・ロックと呼ばれるものが…
デジタル時代の申し子……とコピーをつけたくなるシンガーは今世紀に入ってからもうカウントし切れないくらい登場したわけだが、22歳にして「史上No.1デジタル・シングル・セールス」を記録したというこのケシャは…
正確に言うとこの作品はUKでは09年9月にリリースなので前作『マス&イングリッシュ』から2年ぶりの作品。これまでのようにUKダンス・ミュージック・カルチャーをベースにした強烈なイギリスらしさを打ち出しつつ、…
現在フェイス・ノー・モアの再結成ツアーで世界中を興奮させているマイク・パットンだが(日本には来ないんですかね……泣)、そんな中ひさびさにソロ名義でアルバムを発表する。『モンド・カーネ』と題された本作…
ブルックリンってもともとこういうものだったんだよな、とふと思い出させるマット&キムの最新作『グランド』。本国では今年はじめにリリースされているこのセカンドは、最近では珍しくない「まさかのインディ大逆…
“ピンクローター”は、素晴らしい歌だ。素晴らしい曲とか、素晴らしいメロディというより、素晴らしい歌というのが相応しい。たぶん、これを奥田民生や宮本浩次や桜井和寿が歌っても、いい歌だろう。でも、峯田和…
ポーティスヘッドのジェフ・バーロウが見初めたブリストルのデュオ。昨年、彼が主宰するINVADAからリリースされたデビュー・アルバムが、世界展開も視野にドミノ傘下のレーベルから再発される運びとなった。ジェフ…
この5月に来日するトータスの日本独自企画盤。1~2曲目は完全未発表ナンバー、3曲目は既に入手困難な限定生産の12インチに入っていたリミックス、そして4曲目は海外でのデジタル配信用ボーナス・トラックと、いず…
僕は原則的に、サンプリング音楽はバンド音楽よりも高度なポップ・ミュージック形式だと思い込んでいる人間だ。それはサンプリング音楽がバンド音楽よりも後の時代にしか生まれ得なかったもので、何らかのカウンタ…
昨年12月に行われた武道館ライブの映像。この時点でデビューからまだ3年足らず、アルバムは2枚しか出ていない。それなのにこの充実感は凄い。全20曲中半分近くは、特にSuperflyを追いかけているわけでもない一般の…
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