聴く程に大好きになる越智志帆の歌声。シングルでもキャアキャア興奮させられていたのだが、この2ndアルバムで全13曲を一気に聴くというのは、ヤバい体験だった。ちょっと詳しい人ならば、Superflyの音楽性の基盤…
壮麗なストリングス・サウンドで幕を開けるゆずのニュー・シングル。表題曲の北川曲は、そのバックの大らかなメロディとは裏腹な、言葉数の多いクリスピーなボーカル・ワークでドライブしてゆくのが印象的だ。《誰…
ブルックリンがもてはやされる以前からかの地で歪んだ爆音をかっ飛ばし、異彩を放ってきたノイズ・ロックの10年選手オネイダ。作品が出るたびチェックせずにいられないのは、70年代(メタル、プログレ)を独自に消…
ピコピコとポップなシンセをかき鳴らしていたバンドたちが、いつのまにか鳴りをひそめ、世の無常――それも超ハイスピードな――を思う現在。07年にエピタフからデビューしたフェアウェルも、そういったバンドの一…
メインストリームにアンダーグラウンドを持ち込んだ最近の成功例としてレディ・ガガがいるが、このレッツ・ゴー・トゥ・ウォーも、時代の変化を感じさせる。いや、もちろん、アングラ的なことをやってメインストリ…
いきなりのけぞるくらいポップなギター・サウンドと力強いメロディが降り注ぐ、ブレンダン・ベンソン待望の4年ぶりのソロ作完成! ご存知ジャック・ホワイトとのプロジェクト、ラカンターズを終えた彼だが、その…
まるで、ヤン・シュヴァンクマイエルの手によるシュールな映像作品にも似た、現実と幻想とをモンタージュした不可思議な世界観は、ここでも変わらず存在している。音に取り囲まれた瞬間に、足元がぐらついて天地が…
今年、メジャー進出を果たしたテレフォンズ。彼らがインディーズ時代に発表したミニ・アルバム『Love&DISCO E.P.』のリリース・パーティであり、伝説化している昨年末のラフォーレ原宿での初ワンマンが遂にDVD化。…
チャットモンチーのDVD「レストラン」シリーズも第4弾にて終幕。タイミングからして、てっきりPV集かホールツアー&ライブハウスツアーからのライブ映像なのかなと思ってたが、そうじゃなかった。収録されてい…
03年以来久しぶりの『性的ヒーリング』であり、“ありあまる富”以後6曲のイメージ映像が収録されている。椎名林檎がフォトジェニックなのはいうまでもないが、今回の特徴は「被写体である彼女」の存在を前提にし…
新しい曲が届けられる度に、“やっぱり、スピッツって良いよなあ”という素朴な感動で胸が一杯になってしまう。スピッツの音楽は、おそらく多くのファンにとって、永遠のオアシスとでも言うべきものなのではないだ…
capsuleの、特にここ最近の4枚のアルバム『FRUITS CLiPPER』『Sugarless GiRL』『FLASH BACK』『MORE! MORE! MORE!』は、どれも一切ハズレなしの傑作。人気も評価も高まっている彼らだが、4枚連続で傑作フルア…
93年のデビュー作から“シャイン”を大ヒットさせたコレクティヴ・ソウルが、通算8作目の新作を完成。01年のメジャー契約終了後に自らのレーベルを立ち上げ、その後の作品はインディ・リリースとなっていたため、…
看板娘だった双子姉妹の脱退によりその行く末を危ぶまれながら、これもアイスランド・シーンのコミュニティ力のなせる業か、7人編成のコレクティブへと華麗な変身を遂げたムーム。結果、北欧エレクトロニカ的な神…
ニュー・レイヴ真っ盛りのときにはジャスティス、デジタリズム、シミアン・モバイル・ディスコという感じだったのだが、実際はそうではなかった。世代もキャリアも違うわけで、彼らをその文脈に入れること自体無理…
1曲の呪縛って恐ろしいな、と思う。特にロックンロールという伝統芸能の定型に当てはめやすいサウンド・フォーマットにおいては、例えば “アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール”みたいなキラー・チューンは、…
アークティック・モンキーズの本質がはっきりと露わになったアルバムだ。ではアークティック・モンキーズの本質とは何か。それはロック・バンドであるということだ。アークティック・モンキーズはロックンロール・…
美しいメロディと透明感の高いギター・サウンドにラップをフィーチャーしたシングル“koi”に続き、2ndシングル“ame〜rain song〜”では、やわらかな雨音をギターに託したバラードを披露したSPANK PAGE。物思い…
今年2月に行われたSalyuの武道館公演は凄まじかった。彼女がポップ・アーティストとして覚醒した瞬間だった。恐らくイメージ通りの身のこなしと歌声、たとえ一点を見つめていたとしても会場にいる全ての人を感じ…
「お客さんを巻き込んで楽しめるものを作りたかった」。2ndアルバム『SHY!!』の取材時、竹電の5人は口々にそう語っていた。昨年の初のフェス参戦、ワンマンの成功――やりたいことやりたい放題の変態的プロフェ…
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