シドニーからいきなり全米No.1&全英2位のヒットを叩き出してみせたセルフ・タイトルのデビュー作から1年、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの2ndアルバムが早くも完成。グリーン・デイやブリンク182から受け継い…
これぞキュウソネコカミ!とガッツポーズしたくなる3rdアルバム。思春期の娘との関係に悩む父親が主人公の“泣くな親父”、《猫様にあやかろう》と歌った上での「ニャー!」の掛け声が最高にあざとい “NEKOSAMA”…
海外レーベルと契約してから初めてのフルアルバム。世界同時発売が決定しているが、気負うことなく、奔放に歌い、奏でている様子が伝わってくる。1曲目の表題曲(“VENA”=ラテン語で血管という意味)も、スクリ…
自身3度目の日本武道館ワンマン&ベストアルバム『GOLD TRASH』で結成10周年のランドマークを刻んだ直後にドロップされる、The Birthdayの8thアルバム。2ヵ月連続で先行リリースされていたシングルナンバー=“I K…
シングル『エルビス(仮)』に続きリリースされる9枚目のニューアルバム。さらにこのあと11月7日から来年4月いっぱいまで続く全70本のツアーが発表になったので、「ブルーハーツは85年から95年、ハイロウズは95年…
荘厳なゴスペル・トラック“サレンダー”から、華麗なるストリングスとカラフルなメランコリアがせめぎ合うポップ・ナンバー“サム・カインド・オブ・ヘヴン”へ──というオープニングの展開が、前作『エグザイル…
最新リマスターされた1枚目『スペイス・オディティ』の、水が肌にはじき飛ばされるかのようなみずみずしい音を耳にするだけで、まずため息がひとつ。そこから始まる旅の至福な時間を的確に表現する言葉などないが…
コンセプトミニアルバム『BOYS』と対になる、『GIRLS』が完成。男心を描いた『BOYS』、そして女性へと向けた『GIRLS』。ラブソングということでは、『GIRLS』はよりスウィートで、メロウな曲が揃った。『BOYS』と…
“スターリングスター”は首藤義勝(Vo・B)の作詞作曲。瑞々しいメロディの輝度がサビでひときわ高まるドラマチック&ロマンチック曲であると同時に、掛け声を上げたり、クラップをしたくなったりするポイントも…
「死にもの狂いで生き急いでんだ」と歌いつつも余裕たっぷりでクールネスすら漂っていた前作“ロマンスがありあまる”と比較すると、本作から発せられる必死さはまさに死にもの狂いって感じだ。生き急ぎっぷりがガ…
MAN WITH A MISSION単体名義では、『Seven Deadly Sins』以来約8ヶ月振りのリリースとなる本作。ここ1年くらいのマンウィズは特にそうだと思うのだが、このシングルもまた、とにかくアンセム感が凄まじい。 スケ…
今年6月にリリースされたメジャーデビューシングル曲“サマータイムラブ” は、間違いなくこの夏を象徴するキラーチューンとなった。そんなShiggy Jr.の次なる一手は、ハロウィンシーズンにぴったりのエレクトロパ…
何枚アルバムをリリースしようとも、カルチャーを包括するアイコンとして立ち位置を確立させようとも、そのどこにも属さないクリエイターで居続けつつ、ハイ・アートをポップ・ミュージックに持ち込む存在はラナぐ…
6月に逝去した吸血鬼俳優の巨匠クリストファー・リーによるおどろおどろしい冒頭ナレーションから、ゾクゾク震えが止まらない。恐怖ではなくもちろん歓喜的な意味で。アリス・クーパー、ジョニー・デップ、ジョー…
前作『ホーリー・ファイア』が全英2位、本作でも3位と、UKインディ高踏派としてのステイタスを確固たるものにしたフォールズ。本作は彼らにとって最初の着地点となる1枚だ。すかすかの骨組みのマス・ロックからス…
ジャック・ホワイトとザ・キルズのアリソン・モシャートを看板とするスーパー・グループ、久々の新作。露光操作で明暗をくっきり焼き分ける写真術の意味でもあるタイトルもかくや──5年のギャップを吹き飛ばすが…
酒と歓声を燃料に、ハッピーでお下劣なライヴをスタートして、はや20年。貫禄たっぷりの姿にはなったものの、世の中を知った風な大人のそぶりも見せず、変わらずパーティ野郎の愉快なゼブラヘッドが、8thアルバム…
前作『ニュース・フロム・ノーウェア』でのトリオ編成からジェイムス・バッテリー(Vo)がラインナップを離れ、再びエイデン・ウォーリー&ジェイムス・ヤングの2人体制に戻ったダークスターの、2年ぶり3rdアルバ…
7月に主催イベント「DEAD POP FESTiVAL」を大型野外フェスとして成功させたSiM。その興奮が冷めやらぬ時期にリリースされるニューシングルは、攻撃の手を緩めないことを宣言するような仕上がりになっている。表題…
音が出た瞬間の重いファンク・ビートに明白な意志を感じる。最強のライヴ・ユニット、チック・チック・チックが帰ってきた。スプーンのジム・イーノのプロデュースで作られた一昨年の『スリラー』も完成度が高いア…
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