なんだこのエネルギーは……。楽しすぎるぞ清竜人25! 昨年リリースされた第一弾シングル『Will♡You♡Mary♡Me?』では一夫多妻ウェディングのMVも披露しセンセーショナルなデビューを果たした清竜人とその妻6名…
eastern youthが止まらずに戦い続けていることを、眩しいほどに証明するニューアルバム。 これまで様々なレーベルからリリースしてきた彼らだが、今作は自分たちで運営してきた「裸足の音楽社」から、オリジナル…
メンバーそれぞれが自分の趣味に特化したオタクで、挫折や引きこもりの過去があったりする、いわゆるコンプレックスまみれの女の子たちがステージに立ち、アイドルとして活動する。そんな6人組、でんぱ組inc.は昨…
2010年のデビュー以来はじめてとなるシングル『季節は次々死んでいく』は、amazarashiがこれまで歌ってきた「生きていくこと」が、躍動的なピアノと疾走感のあるビートで描かれている。 季節が移ろうことや過ぎて…
CAPSULEはアルバムごとに違ったアプローチをとるユニットなので当然とも言えるが、1年4ヵ月ぶりの新作となる本作もまた、前作とはまるで異なるアプローチだ。 前作は「ライヴで盛り上がることを想定しない」、イ…
ビットトレントで100万回DLされたトム・ヨークのソロ『Tomorrow's Modern Boxes』。去年のXマス翌日にバンドキャンプの方が安いからと、ストリーム開始。と同時に発売されたのがこの新曲“YOUWOULDN'TLIKEMEWHENI'…
ソロ作を作るつもりだったカールがフェイスブックで募ったメンバーと共に完成させた本作だが、ここまでカール・バラー個人の魅力が詰まった作品は初めてではないか。リバティーンズにおけるカールとピートの個別性…
2013年4月に結成されたMrs.GREEN APPLE。バンドの中心人物である大森元貴(Vo・G)はこの春高校を卒業する18歳という新鋭だ。 抜群のポップ感と緩急を織り交ぜたスリリング且つドラマチックなサウンドが彼らの魅…
昨年11月の1stアルバム『実』の感激冷めやらぬうちにFLOWER FLOWERから早くも届いた新作は、映画『リトル・フォレスト』のために書き下ろされた4曲“春”“夏”“秋”“冬”をパッケージしたミニアルバム。 陽光…
10代の頃の家入レオはジャンヌ・ダルクのようだった。愛を手に入れるために、自分らしく生きるために、凛とした瞳で真っ直ぐ前を向いて闘っていた。その姿には気高さを感じていたほどだ。 だけど最近の彼女の歌に…
ラウド、エレクトロ、ダンス、スクリーモなど、あらゆるジャンルを蓄え、「全部乗せ」して昇華するのがTHREE LIGHTS DOWN KINGS(通称サンエル)流の「ロック」なのだと思う。そのガラパゴス感を成立させるセンス…
人は社会に出ると目的意識を試され続ける。目的意識とは「現状」と「理想」の間に横たわる差に気づく「気づき」の力と、その差を受け入れる度量と適応力のこと――なんて書くとよくあるビジネスコラムみたいだが、…
バンドが巨大化をする上で、シンガロングできるフレーズや万人を振り向かせるメロディは避けて通れない要素だ。作品単位で言えばincubusの『Morning View』のような、楽曲単位で言えばMr.BIGの“To Be With You”…
いきなり発表された新録EPである。rockin'on 2015年1月号で彼が語っていた「ミディのパイプ・オルガンを4台とディスクラビアの制御システム付きのピアノとコンピューター操作式のパーカッション」という新しい機材…
アルカの新作は、以前から親交があったというアパレル・ブランド=HOOD BY AIRのために書き下ろされたトラック集。1月のファッション・ショーで発表された後にフリーDLリリースされた。11トラック分のタイトルも公…
昨年末12月31日に更新された中野のブログで、川島が4度目の脳腫瘍を再発、一時は余命宣告を受けるも治療法が見つかり、腫瘍の拡大を防ぐことに成功したことが明かされた。この約2年ぶりのニューアルバムは、その病…
高速BPMや4つ打ちなど、バンドにとって新たなサウンドに挑戦したミニアルバム『あの娘のメルアド予想する』から約8ヵ月。盟友・有馬和樹(おとぎ話)との共同プロデュースによる本作は、バンドの核が顕になってい…
ブルーハーツ結成30周年を記念してのベスト盤で、公式ツイッターでファンから募集した人気曲を中心とした36曲を収録。ジュンスカの寺岡呼人がプロデュースしたトリビュート盤や、初DVD化を含む貴重映像を同梱した…
「リベンジ」と位置づけられた昨年の2度目の武道館にて。光村龍哉は満員の客席に向かって、「NICOは良い曲たくさんあるんです」と、実に誇らしげに口にした。それはNICOの作品を聴く度に、当たり前の事実として実…
本作を何かに喩えるならば「絵巻物」だろうか。視覚に収まり切る紙やキャンバスなどに描かれた絵画ではなく、広がり続けるヴィジュアルを目で追っている内に物語へと引き込まれてしまう絵巻物。SEを含む全9曲が届…
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