フィオナ・アップル、自殺願望を訴えるシニード・オコナーへ「あなたは私のヒーローなのよ」
2017.08.16 16:50
かねてから精神疾患の闘病生活を送っており、自殺願望にさいなまれていることを訴える動画を公開したことが話題になっていたシニード・オコナーだが、この動画の公開から数日後、フィオナ・アップルがやはり動画を通して、友人であるシニードへのメッセージを贈っている。
動画はフィオナ・アップルが自身のYouTubeアカウントで公開したもので、以下のような内容が語られている。
「あなたが私にとってヒーローでもあるっていうことを知ってほしいの。ビデオを見たんだけど、あんな風に思ってほしくないわ。あんな風に考えてほしくないのよ。あなたには才能があるわ。私がそばにいられたらと思う。何か助けになれたらと思ってるの。私はあなたの友だちよ。伝えたいことはそれだけ。そして、あなたは私のヒーローなのよ」
なお、シニード・オコナーは「ここ2年の間、自殺願望にさいなまれているの」との動画を自身のFacebookに投稿していたものの、現地時間8月8日には代理人により「彼女は今、安全な場所にいて、自殺をする状況でもない。愛に囲まれ、最善のケアを受けている」との投稿があり、現在は安全な状態であることが分かっている。シニード・オコナーのFacebookにはシニード本人も頻繁に投稿を行っているようだ。
また、フィオナ・アップルはこの動画の他にも、1989年のグラミー賞授賞式でのシニード・オコナーのパフォーマンスの映像や、同じ映像に合わせて自身が歌う様子を映した動画も公開している他、自身のTumblrにも動画を載せており、「変に聞こえるかもしれないけど、あなたの涙を飲めたらいいのにと思うわ」と記している。