ロックの深エロい名曲7 VS エロ騒ぎの名曲7

【エロ騒ぎ編】


①サザンオールスターズ/“マンピーのG★SPOT”(1995年)

もはや説明不要のサザンオールスターズの名曲。お色気満載の歌詞には、聴く人全員を笑顔にするパワーが漲っている。カツラを被りながら《あれはマンピーのGスポット》と歌うことが許されるのは、日本でただひとり桑田佳祐だけだ。ちなみに同曲に加え、“シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA”、“エロティカ・セブン EROTICA SEVEN”の3曲は「エロス3部作」と呼ばれている。

②ケツメイシ/“S/S”(2000年)

1stアルバム『ケツノポリス』に収録されたこの曲は、男女のワンナイトラブの情景が切り取られている。朝起きるとベッドには昨晩と全然違う顔の彼女が……なんてオチは、男性は共感するのかもしれないが、女性としては「それは言わないで」という気持ちになってしまう。ケツメイシならではの人間味溢れる歌詞がクスッと笑える1曲。

③ORANGE RANGE/“上海ハニー”(2003年)

誰もが知るORANGE RANGEの鉄板サマーチューン。MVも水着姿の女の子たちが登場するセクシーな作品になっている。「彼女」を口説き落とそうと意気込むこの曲の主人公は、明らかに下心丸出し。それでも《僕君のこと/よく知らないけれど何かトキメいてます》と正直に言ってしまうあたり、やや不器用な性格であることも窺える。

④ゆず/“いちご”(2009年)

通算28枚目のシングル曲。ゆずの夏うたと言えば“夏色”の爽やかなイメージが強いが、同曲のキャッチコピーは「夏のエッチな衝撃ポップチューン!」だった。ドキッとさせるフレーズが散りばめられていても、大人のエロスと言うよりは「少年のエロティックな妄想っぽさ」があるから、どんなフレーズも可愛らしく聴こえる。

⑤マキシマム ザ ホルモン/“my girl”(2011年)

リリース直後にCDショップの店内でこの曲が流れているのを聴き、思わず吹き出してしまったことがある。ここまで潔いと逆にエロくないどころか、清々しい気持ちにもさせられる。ライブではファンたちによる「膣ジャンプ」が炸裂するが、これは「X JAPANのXジャンプのようなものをやりたい」というメンバーの願いから考案されたもの。

⑥感覚ピエロ/“O・P・P・A・I”(2015年)

感覚ピエロの愛称は「感エロ」。その名に恥じぬドストレートなタイトルと歌詞、そしてMVもなかなかきわどい映像になっている。しかし翌年にはもっと過激な“ワンナイト・ラヴゲーム”のMVが公開され、YouTubeチャンネルが一時凍結する事態に。その後に公開された“A BANANA”のMVにも年齢制限がかけられていた。

⑦WANIMA/“いいから”(2015年)

2015年にリリースされたシングル『Think That…』に収録されているこの曲は、疾走感あるエロかっこいいナンバー。後腐れなしのワンチャンのはずが、後半の歌詞《Ah ~君といたいしたい気持ちは裏腹…難だ》から、後を引いてしまいそうな予感が微かに滲み出るところが「深エロ」要素でもある。

 
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