オジー・オズボーンが、2021年の「ロックの殿堂」でミュージカル・エクセレンス賞を受賞することが決定した、故ランディ・ローズについて語っている。
ランディは、1979年に初代ギタリストとしてオジー・オズボーン・バンドに加入したが、1982年3月19日、バンドの全米ツアー中に乗った遊覧飛行の軽飛行機の墜落事故により、25歳という若さで亡くなった。
「Blabbermouth」によると、ランディ・ローズが「ロックの殿堂」入りしたことを受け、オジーが彼との思い出を振り返って感謝の気持ちを語っている。
「ランディのことは短い期間しか知らなかったけど、その短い間に、彼が与えてくれたのは計り知れないほど素晴らしいものだった。ランディ・ローズのような人に2枚のアルバムに参加してもらい、そのアルバム2枚が、今聴いてもレコーディングされた日と同じぐらい優れたサウンドだなんてスゴイことだ。俺は、そのことに永遠に感謝してる」
そしてオジーは、ついにランディが「ロックの殿堂」入りしたことが嬉しいとも述べている。
「ランディが<ロックの殿堂>入りして、認められたことに感謝してる。ついに彼が、そこへ行き着いたんだ。彼の亡くなった母親が、それを目にできなくて残念だ。ランディは母親と仲が良かったからね。彼の兄弟Kelleと姉妹のKathyを知ってるんだが、本当に喜ぶんじゃないかな。ランディが忘れられていない証だからね。ランディは献身的な真のミュージシャンだったし、愛すべき男だった。俺は、今でも彼のことをよく考えるよ」
ランディが受賞するミュージカル・エクセレンス賞は、その創造性や影響力が音楽に劇的な影響を与えたアーティスト、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサーに贈られる。
「ロックの殿堂」の授賞式は、現地時間10月30日に米オハイオ州クリーブランドのRocket Mortgage FieldHouseで開催される予定。
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