【JAPAN最新号】the LOW-ATUS、TOSHI-LOWと細美武士、まるで兄弟のような2人が作り、歌った初のアルバム『旅鳥小唄 / Songbirds of Passage』

【JAPAN最新号】the LOW-ATUS、TOSHI-LOWと細美武士、まるで兄弟のような2人が作り、歌った初のアルバム『旅鳥小唄 / Songbirds of Passage』

目の前で人が亡くなった、その瓦礫の上に立ってるような状態だったじゃない?
その時にたった1年一緒に動いただけで、たぶん10年分ぐらい動いてるの。だって戦争に行ったようなものじゃん、一緒に(TOSHI-LOW)

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号にthe LOW-ATUSが登場!

TOSHI-LOWと細美武士、
まるで兄弟のような2人が作り、歌った初のアルバム『旅鳥小唄 / Songbirds of Passage』

インタビュー=山崎洋一郎 撮影=神藤剛


TOSHI-LOW細美武士のふたりがthe LOW-ATUSという名前でイベントなどに出演しているのを知っている人は多いだろう。アコースティックギターでカバー曲や反戦歌を歌い、あとは長めのMCで時間をつなぐというステージらしいが(僕はまだ見たことない)、そんな彼らがオリジナル曲を作ってなんとアルバムをレコーディングしたという。コロナ禍でふたりともいつものようにライブ活動ができないからこその、思ってもみなかった展開。悪いことばかりじゃない、こういうこともある。

10年前の震災の被災地でTOSHI-LOWと細美が会わなければ、そこから10年間ふたりが強い友情で結ばれなければ、そしてコロナ禍で今歌うべき歌としてこの11曲の「the LOW-ATUSの歌」が生まれなければ、このアルバムは生まれなかった。

強い必然と強い意志に貫かれたBRAHMANともthe HIATUSとも違って、必然でもあり偶然でもあり、意志でもあり自由でもある、そんなthe LOW-ATUSらしい空気に溢れたアルバムだ。

歌の味わい深さのわりに弁舌はやたら鋭い、ふたりのインタビューをどうぞ。(山崎洋一郎)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年8月号より抜粋)




【JAPAN最新号】the LOW-ATUS、TOSHI-LOWと細美武士、まるで兄弟のような2人が作り、歌った初のアルバム『旅鳥小唄 / Songbirds of Passage』 - 『ROCKIN’ON JAPAN』2021年8月号『ROCKIN’ON JAPAN』2021年8月号
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