【JAPAN最新号】SUPER BEAVER、2020年と2021年、自分の足で駆け抜けたドキュメント――渋谷龍太、618日の真実を語る

【JAPAN最新号】SUPER BEAVER、2020年と2021年、自分の足で駆け抜けたドキュメント――渋谷龍太、618日の真実を語る

音楽、バンドやる意味あるの?とまで思いました、正直。
ライブができない中で、バンドマンって、いる?って思ったんですよね

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にSUPER BEAVERが登場!

2020年と2021年、自分の足で駆け抜けたSUPER BEAVERのドキュメント
渋谷龍太、618日の真実を語る
メジャー復帰、そして15周年イヤーの開幕目前、突然始まった想定外の日々――

インタビュー=海津亮 撮影=Maciej Kucia


「渋谷龍太、618日の真実を語る」
2020年に行ったまったく異なる配信ライブ4本を収録した映像作品のリリース。それをきっかけとした今回のインタビューは、まさにこのタイトル通り濃密なものになった。

ある意味、誰の身にも同等に訪れた新型コロナという災禍。それによってすべてのアーティストは活動の軌道修正を余儀なくされた。しかし、その対処法はアーティストごと見事なくらいそれぞれであり、個々の価値観、こだわり、譲れないものが露わになった。コロナ禍というリトマス試験紙はアーティストに、右か左か、表か裏か、前へ進むか立ち止まるかなど、一切の曖昧さを許さずその「アーティスト像」を世に提示することを強いた。

そしてSUPER BEAVERのそれは、やはりとてもドラマティックだった。
動員のキャリアハイを更新した代々木体育館でのライブ。畳み掛けるように仕掛けられたメジャー復帰発表、そして突入する15周年イヤー。華やかだったはずの期間は徐々に変容し、まったく違う形に姿を変えていった。ライブが出来なかった苦悶の時期。悩んだ末に配信ライブという未知の形態を受け入れポジティブな可能性を信じた時期。そして、1ヶ月先がどうなるかわからない中でひたすらツアーを回り、ライブを重ねる現在。

これはフロントマン・渋谷龍太の一人称による、バンド・SUPER BEAVERの貴重なドキュメントだ。映像作品のサブテキストとして、あるいは渋谷本人が言うように、いつかこの期間があってよかった、と振り返られる時の戦績報告として、しっかり残しておきたいと思う。(海津亮)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年12月号より抜粋)



【JAPAN最新号】SUPER BEAVER、2020年と2021年、自分の足で駆け抜けたドキュメント――渋谷龍太、618日の真実を語る - 『ROCKIN’ON JAPAN』2021年12月号『ROCKIN’ON JAPAN』2021年12月号
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