【JAPAN最新号】ハンブレッダーズ、新世代を背負って立つ宣言のアルバム『ギター』完成! 今こそハンブレが鳴らす「ロックバンドにしか描けない希望」とは?

【JAPAN最新号】ハンブレッダーズ、新世代を背負って立つ宣言のアルバム『ギター』完成! 今こそハンブレが鳴らす「ロックバンドにしか描けない希望」とは?

タイトル、『ギター』か『ロック』かで迷ったんです(笑)(ムツムロ)

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号にハンブレッダーズが登場!

新世代を背負って立つ宣言のアルバム『ギター』完成! 今こそハンブレが鳴らす「ロックバンドにしか描けない希望」とは?

インタビュー=小川智宏 撮影=馬込将充


ハンブレッダーズのセカンドフルアルバム。まず、『ギター』というどストレートなタイトルがいいなと思う。ロックバンドがロックバンドである意味とプライドを込めてかき鳴らすギターこそ、ロックのパワーの源だからだ。そしてそのアルバムをプレイすると、聴こえてくるのは“再生”“ギター”そして“BGMになるなよ”という、なぜ音楽が必要なのか、なぜバンドをやるのかという本質論だけをたたみかけてくる楽曲たち。もうこの頭の3曲だけで、このアルバムが素晴らしいことは十二分に伝わるはずだ。

コロナ禍でライブも思うようにできないし、そうでなくてもロックバンドにとっては逆風の時代。ハンブレッダーズはだからこそ、でっかい音で鳴らしたギターとドラムとベースと歌でその逆風を切り裂く。そしてアルバムの最後に収められた“ライブハウスで会おうぜ”でこう歌うのだ。《僕たちの⾳楽よ このまま鳴り⽌まないで》。それは願いであり、決意だ。今誰よりもロックを信じロックに懸けるハンブレッダーズは、やっぱり信じられる。(小川智宏)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年12月号より抜粋)



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