【JAPAN最新号】BUMP OF CHICKEN、4人のバンド感が溢れ出た3年ぶりのライブハウスツアーファイナル公演徹底レポ!

【JAPAN最新号】BUMP OF CHICKEN、4人のバンド感が溢れ出た3年ぶりのライブハウスツアーファイナル公演徹底レポ!
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号にBUMP OF CHICKEN「TOUR 2022 Silver Jubilee」の徹底レポートを掲載!

4人のバンド感が溢れ出た3年ぶりのライブハウスツアー
ファイナル公演徹底レポ!

文=小松香里 撮影=Taku Tatewaki


「aurora ark」以来、約3年ぶりのBUMP OF CHICKENのツアー「Silver Jubilee」。10月24日の宮城公演を皮切りに、全国6ヶ所12公演を行ってきた。12月13日、Zepp Hanedaで行われたファイナル公演は、序盤からすべての時間を最高に濃密なものにしようとするような前のめりな気持ちがステージから溢れていた。

満員のオーディエンスを前に、藤原基央(Vo・G)、増川弘明(G)、直井由文(B)、升秀夫(Dr)の4人は、まずROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022でも、そしてその前の地元千葉県・幕張メッセで行われた「Silver Jubilee at Makuhari Messe 02/10-11」でも1曲目に鳴らされた“アカシア”を奏でた。きらめくようなイントロが鳴ると、オーディエンスが手首に装着したリストバンド型ライト・PIXMOBが光を放つ。チャマこと直井が右腕を突き上げる。藤原が、《君と僕と世界の声で》と歌う時にオーディエンスで埋め尽くされたフロアを指差し、胸を叩く。《ゴールはきっとまだだけど もう死ぬまでいたい場所にいる/隣で君の側で 魂がここだよって叫ぶ》というメッセージが再会を祝福するように響く。《目が合えば笑えるのさ》と歌いながら、再びフロアを指さす。そして「会いたかったぜ!」とシャウト。《もう離せない手を繋いだよ》と歌い、左手を力強くフロアに伸ばす。初っ端から歓喜と興奮が爆発する。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年2月号より抜粋)


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