現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号でVaundyの最新動向を徹底レビュー!
次号、ついに決まった本邦初表紙! もう止まらない天才が今見ている景色とは
文=小川智宏 撮影=日吉"JP"純平
改めて、2022年のVaundyはすごかった。年明けからツアーをやり、全国のフェスを席巻し、秋には武道館での初ワンマン2デイズを大成功させ、それと並行して数々のタイアップ曲を次々とリリース。菅田将暉“惑う糸”、Ado“逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)”、yama“くびったけ”という他アーティストへの楽曲提供を含めれば、体感的にはほとんど毎月のように彼の新しい曲に触れていた感じがする。そのリリースペース自体は2020年も2021年もそんな感じだったので、Vaundyにとっては「通常営業」だったといってもいいのかもしれない。だが、“裸の勇者”にしろ“恋風邪にのせて”にしろそうなのだが、出てくる曲がことごとく芯を食っているというか、1曲ごとにポップミュージックの現在を更新して未来のドアを蹴り開けていくような力強さは、果てしなき実験の繰り返しのようだったこれまでとは明らかに違う感覚があった。インタビューでも本人と何度か話したが、そこで語られる言葉もどんどん大きく、確信的なものになっている。つまり、Vaundyとは何なのか、何をしていく人なのか、そのために今何をするのか。その方程式がいっそうクリアで強固なものになってきている、そんな手応えが彼自身の中で深まっているのを感じた。(以下、本誌記事に続く)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年2月号より抜粋)
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【JAPAN最新号】Vaundy、次号、ついに決まった本邦初表紙! もう止まらない天才が今見ている景色とは
2022.12.29 12:00