【JAPAN最新号】爽快にして痛快、令和のシーンに躍り出たベースレス・ロックンロールの伝道師──THE DO DO DO'sに迫るレビュー&インタビュー!

【JAPAN最新号】爽快にして痛快、令和のシーンに躍り出たベースレス・ロックンロールの伝道師──THE DO DO DO'sに迫るレビュー&インタビュー!
「RO JACK」優勝特典として与えられたのがROCK IN JAPANのメインステージ出演権と今回の音源制作。これまでより多くの耳目に触れる機会を得たことで考えすぎて軸がブレたり個性がぼやけたりするケースだって考えられるが、彼らはそんなタイプではまったくなかった。タイトルは音速を超えた時に生じる爆音“Sonic Boom”。ひた走る8ビートの上でツインギターが少なめのコードをひたすら掻き鳴らし、爽快なメロディとコーラスが乗る。それだけだ。たったそれだけの中に、彼らが憧れ信じるロックンロールのすべてが詰まっている。進み続ける時代に置いていかれるな、というテーマの中に《誰に何を言われようとも/ロックンロールと共に時代を生きたい》という意思もしっかり明示してくれるのも実にアツい。その半面、スタンスはいたって飄々と捉えどころがないのもまた面白く、中国でライブした際に『NARUTO』のロック・リー扱いされたというクハラディ・クハラダは、聞けばかなりいろいろ聴くし影響も受けるタイプ。シンプルなロックンロールを意図的に出しているわけではなく、そこはもうしっかり芯になったうえで、まだ見ぬ雑食性がこれからさらに発揮されそうなところも楽しみだ。

インタビュー・文=風間大洋 撮影=是永日和
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より抜粋)


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