音楽シーンの未来を変える、超大型オーディションプロジェクトとして約5年ぶりに再始動を果たしたロッキング・オン主催のオーディションプロジェクト「RO JACK」。数々の選考とFINALライブを経て、今回CloudyとTHE DO DO DO’sの2組が新生「RO JACK」初代優勝アーティストに輝きました。
新生「RO JACK」はプロジェクトに集う「新しい才能」を「音楽シーンの主役を担うアーティスト」へと発展させることを大きなテーマに掲げ、メジャーレーベル（＝TOY'S FACTORY）という強力な仲間を迎えながら、約半年にわたる道のりを歩んできました。正直なところ、この2025年という時代にこうしたプロジェクトがどれくらい受け入れてもらえるのかわかりませんでした。しかし過去トップクラスのエントリー数、そしてFINALライブでの熱い盛り上がりは大きな希望となり、新生「RO JACK」の歩みが決して間違っていなかったことを証明してくれました。プロジェクトに出会い、一歩を踏み出し、エントリーしてくれたすべてのアーティストに感謝します。本当にありがとうございました。
ジャンルレスな音を堂々と鳴らした全員10代バンドのMUSIQAや、海を超えて韓国からステージに立った이상종 / Nunegashiなど個性豊かな8組のファイナリストによるFINALライブは、新たな才能の「現在」を表す、プロジェクトが思い描いていた理想の舞台になりました。その中でCloudyが持つストレートな歌声と恐れ知らずのアグレッシブサウンド、THE DO DO DO’sが持つあらゆるカルチャーを内包した唯一無二のキャラクターが優勝の栄冠を手繰り寄せる結果になりました。新生「RO JACK」はこの2組に懸け、音楽シーンの主役を担うアーティストへの出発点として、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025のステージから大きく羽ばたかせていきたいと思います。そんな期待の優勝アーティストが決定した大白熱のFINALライブの模様と、決定直後の優勝アーティスト2組の最速インタビューをお届けします。（RO JACK製作委員会）
（『ROCKIN'ON JAPAN』2025年9月号より抜粋）
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