2024年にリリースしたセカンドアルバム『元気でいてね。』のときに僕は「どんどんWurtSは世界を映す鏡になっているし、どんどん世界がWurtS化しているとも言える」と書いたけど、2025年も終わりが近づいてきて思うのだが、その言葉は全く大袈裟ではなかった。一方で、まだそのWurtSムーブメントの始まりを僕らは見ているにすぎなかったのだということも思う。最新EP『デジタル・ラブ』に収録されている5曲は、それを何よりも証明している。参加している星街すいせい、なとり、PEOPLE 1、Chilli Beans.との間にも、新しい時代の音楽のコミュニケーションを作っていく同志としての化学反応が起きているし、“BEAT”“どうかしてる”でのタイアップも、表現の垣根を風通しよく壊していくために、果敢な実験を厭わないWurtSならではの新鮮なアプローチだ。本格的な世界WurtS化計画の前夜にあるような、彼の「今」に迫った。デジタルの中で愛し合ってるのも、デジタルの中で争い合ってるのも、いい悪いは置いといて、その現象が興味深い
インタビュー=古河晋 撮影=大野隼男
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より抜粋)
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