新木場クライシス、時雨に続いては、ミドリの登場。
“六甲おろし”で登場するやいなや、
満員の観客の心をえぐる、むき出しのコミュニケーションをぶつけ続けた後藤まりこ。
途中、手に握ったマイクを、自ら頭に思い切りぶつけたからか、
「なんじゃこりゃ! パリパリする」
と、流血。
しかし、意に介さず、怒涛のパフォーマンス。
観客も、横にスウィングしまくったり、縦に飛んだり、
タイトなビートとメロディアスな鍵盤、ささくれだったギターが奏でる、
くるくると姿を変えるサウンドスケープに応じて、好きに盛り上がる。
発売中のJAPAN2月号に後藤まりこ2万字インタビューが載っています。(小松)