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    ミックは初心な田舎娘の私を誘惑した、byジェリー・ホール

    ミックは初心な田舎娘の私を誘惑した、byジェリー・ホール

    ★「女癖が悪い」ロック・スター達の中でも、ダントツの女たらしと言えば、やはりあのThe Rolling Stonesのサー・ミック・ジャガー!!!!!!!

    というのが、欧米では昔から通評になっているわけですが。

    そんなサー・ミックと長年連れ添い、4人の子供までもうけたジェリー・ホール(ロキシー・ミュージックの『Siren』のジャケ写の人。
    70s中期~80sにかけては世界で最も有名&高額ギャラを要求できる元祖スーパー・モデルだった)が、
    来る10月15日に『Jerry Hall : My Life In Pictures』と題された自伝を出す。

    実は彼女、85年にも『Jerry Hall's Tall Tales』という自伝を出しているのですが、
    この当時はまだサー・ミックと連れ添っていたせいか、
    自伝中でも彼女の矛先はもっぱら元婚約者のブライアン・フェリー(ロキシー・ミュージック)に向けられていた。
    「ブライアンは友達とのディナー中でも私に喋るな!と言ったり、
    常に私に貴婦人みたく振舞うことを要求する気難しい男性だった。
    それに引き換えミックは人生の楽しみ方を心得た心の広い人だったetc」。

    だがしかし、サー・ミックの「長年の女遍歴(元モデル/現仏サルコジ大統領夫人=カーラ・ブルーニとの関係etc)」にほとほと疲れ果て、99年に離婚した今、
    どうやらその矛先はサー・ミックに向けられたようだ。


    ★因みに、上の写真は今週末のThe Mail On Sundayカルチャー冊子に掲載されていた「自伝の抜粋&コメント」。

    「私はミックにヘロインをやめさせることはできたけど、女遊びだけはやめさせることができなかった」。

    このヘッドラインからも何となく内容がご想像できるのでは?


    17歳でテキサスのド田舎から単身パリへ。
    18歳には欧米ファッション界一の売れっ子モデルになっていた彼女。

    19歳になった76年にはブライアン・フェリーの婚約者としてロンドンの豪邸で同棲していた彼女が、
    サー・ミックと初めて出会ったのもちょうどその頃らしく、

    「ミックはまだ初心な田舎娘だった私をさんざん追っかけまわして誘惑し、高価なプレゼント攻めで私の気を引こうとした(当時のサー・ミックもまだビアンカ・ジャガーと結婚中、、、)。

    私が婚約者ブライアンと一緒に住んでいた家にも強引に押しかけてきて、ブライアンが明らかに怒っているのも構わず、
    何度もアタックしてくるミックの誘惑に、ついに私も負けてしまった、、、」

    という調子で、かなりヤバイところまで暴露している。


    う~~~~ん、、、でもこういう事ってお互いさまっていうか。
    そんなミックの誘いに乗って婚約者ブライアン・フェリーを捨て、
    駆け落ち同然の関係→同棲生活に走ったのは自分だったわけだし、、、。

    なんて気分になってしまったのも事実。

    まぁロック・ミュージシャンって、どんな人でも多かれ少なかれサー・ミック的な要素は持っているものだけど(特に妻や彼女の目が届かない”ツアー中の放蕩ぶり”には凄まじいものがある)。

    そういう相手をただの遊びではなく、
    本気で愛してしまったジェリー・ホールには、やはり女として同情してしまうな、、、。
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