これぞDIR EN GREY のライヴだ。Zepp Tokyo 公演を観て

これぞDIR EN GREY のライヴだ。Zepp Tokyo 公演を観て

『ARCHE』を作らせた本能と衝動、激情がそのまま溢れ出すエゲツないライヴだった。
しかし、ただシンプルなライヴかというとそうではない。
衝動的な曲はどこまでもエゲツなく突き進むが、疾走する時間の中に見事な構築性が、逆に構築的な曲を上り詰めていく時間には濃縮された衝動が詰め込まれている。
それはつまり、今の5人が「そういう生き物」だからだろう。
獰猛にして知的。
ひとつの塊のような音の中に、相反する多くのファクターが同居している。
これぞDIR EN GREYだ。

ツアーはまだまだ続くので詳細は書かないが、このライヴは本当に凄いと言っておく。
ロックの新たな意義を提示されたような、清々しいほどの感動が残っている。
小栁大輔の「にこにこちゅーんず」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする