観る前に読め!フィンチャー新作の原作『ゴーン・ガール』は訳も素晴らしい。サントラ全曲試聴

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今年後半、最大の話題作の1本であるデヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』のレビューが一気に掲載開始。

現時点では、評判がすこぶる良い!ローリング・ストーン誌のピーター・トラバースも、「衝撃的に良い」と賞賛している。

私もNY映画祭で明日に観る予定。ぎゃー!アメリカでの公開は、10月3日、日本はちょっと遅れて12月12日!

というわけで、待ちきれない皆さんに、朗報。待っている間に、ぜひ大ベストセラーの原作本『ゴーン・ガール』を読むことをおすすめする。

実は私も英語版を読んでから、日本語版も読んでみたんだけど、この翻訳(ギリアン・フリン著/中谷友紀子翻訳/小学館文庫)が素晴らしい!原作本は、飛行機に乗ってる間に読み終わってしまうような、一気にすらすら読める内容なんだけど、日本語翻訳本もまったく同じ。通勤中に、一気に読める内容なのだ。

ただし、原作本を読んでしまうとひとつ大問題が。

物語は、結婚記念日に、突然妻がいなくなってしまうというもので、ベン・アフレック演じる夫が殺したのではと疑われるスリラー。しかし、大どんでん返しがあって、原作を読むと当然それが分かってしまう。

だから、それが嫌な人は読まないほうがいいけど、敢えておすすめするのは、この一気に読み終わるようなエンターテイメントな小説をフィンチャーがどう映画化したのかを堪能するのが絶対に楽しいと思うから。それから、脚本も原作者が書いていて、それをどのように変えたのか、またエンディングを変えたという噂なので、それをどう変えたのかも、それも楽しめるはずだから。

それに最終的には、犯人を捜すというよりも、男とは?女とは?に迫った内容でそれも面白い……というか、個人的には読めば読む程不気味過ぎだろう、と思ったけど。

ご存知の通り、サントラを手がけたのはトレント・レズナーで、全曲ストリーミング開始。トレントのサウンドとしても新しく響きそして不気味!
http://www.npr.org/2014/09/25/350948108/first-listen-trent-reznor-atticus-ross-gone-girl-motion-picture-soundtrack

日本語の予告編はこちら。
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