ビリー・アイリッシュが新曲“my future”を発表した。
すでにMVも完成している。こちら。
以前インタビューの中で、「自分は本当はコロナ禍でみんなと会えなくて寂しく思っていなくてはいけないはずだけど、自分一人の空間を楽しんでいる」と言っていたけど、正にそれが歌詞になっている。
「今本当は
孤独だと思っていなくてはいけないはずだと分かってるけど
みんなに会えなくて
ハッピーでいてはいけないと分かってる」
「でも私は恋している 自分の未来に」
ファンの人達には、ビリーからこの曲についてのコメントが届いたのではないかと思う。内容は以下の通りだ。
「みんなに挨拶したかった。長い間話せてなくて寂しかった。
そそそそして、“my future”が発表された。
私達は、この曲を、コロナ禍の隔離が始まったばかりの頃に書いた。私にとってすごくすごくパーソナルでスペシャルな曲。
この曲を書いた時に自分が感じていたことをそのまま曲に出来た。希望があって、ワクワクしてて、超一杯自分を見つめて反省もしたし、自己成長もした。だけど最近になって、世界で起きていることを考えると、それがまた新たな意味を持ったように思う。だからみんなもこの曲に自分なりの意味を見出してくれたらいいなと思う。
今未来はすごく不確かで、クレイジーに思える。だけどだからこそ頑張る心構えをしていなくちゃいけない。そしてそうするにあたって、私達の未来に対して希望を持ち、エキサイトしていなくちゃいけないと思う。
私も、未来は私達の手の中にあることを忘れないようにしている。そして、世界中の人達全員にとって、また世界そのものにとっても、より良い世界にするために、私達にできることはすべてやりたいと思っている。
だから勉強し続けなくちゃいけないし、自分達の周りで何が起きているのかを知っていなくちゃいけない。そして前を見続けなくちゃいけない。自分達が正しいと信じることのために闘い続けなくちゃいけない。投票しなくちゃいけない。地球を大事にしなくちゃいけない。黒人のために闘わなくちゃいけない。私達は、とにかく、より良く、ならなくちゃいけない。
それが変えられるのかは私達にかかってる。私達のためだけじゃなくて。私達の未来の世代のために。
みんな安全で、健康でい続けて。マスクを付けて。水を飲んで。
希望を持ち続けて。
ビリー」
じーーーーーーん。なんて偉大な18歳。
それを、これまでの彼らにはなかったようなビートで、アニメとともに、ファンタジーの世界に入り込むような、繊細でやんわりした世界観で描くところが素晴らしいと思う。少し宮崎駿っぽくも見える森も素敵だ。
テイラー・スウィフトしかり、コロナ禍で独りになり自分の内面を見つめたところから様々な曲が生まれている。
ビリーはこの曲をロックダウンの最中LAで兄のフィネアスと作った。