待ちに待ったロザリアの新作『MOTOMAMI』が発売され、早速各誌絶賛している。平均化すると現時点で今年一番評価だ。
ぜひ聴いてみて。
https://songwhip.com/rosalia/motomami
彼女の作品の評価のポイントは、単にこの作品が優れているというのみならず、彼女がポップ・ミュージックを前進させている、というところ。非常に実験的でありながらも妥協しないで大胆に突き進んでいるところ。
少し評価が分かれているのは、野心的すぎてポップ・ミュージック全体は背負いきれてなかった、と書いているものもある。どちらにしても、そういう観点から語れているアーティストなのだ。
それは彼女がブレイクした前作『El Mal Querer』の素晴らしさもそこだったのだけど、今回それをさらに推し進めている。
当時ライブを観て感激したけど、彼女が勉強してきたフラメンコから、ビョークなどを彷彿とさせるアートキッズ系な要素から、それでいて思い切りポップなステージでもあるという、サウンドのみならずパフォーマンスでも、数えきれない位の世界が入り混じっていた。ポップの未来を目撃していると思った。
これから発売されるロッキング・オンでも紹介する予定なので、ぜひ読んでください。
ロッキング・オン最新号(2022年4月号)のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。