「ユニコーン EBI 50祭」初日を観た

「ユニコーン EBI 50祭」初日を観た

ユニコーン恒例「メンバーが50歳になるとその人が身体を張ってパフォーマンス&サービスしまくる企画ライヴ」の第4弾=EBI編、パシフィコ横浜での2デイズ公演・1日目を観た。
出演は私立恵比寿中学、ユニコーン・電大と共にEBIが正式メンバーであるMADBEAVERS、ABEDON、ユニコーン。なお、明日の2日目は、ABEDONが電大に替わる以外は同じアクト。

詳しくはライヴレポでみっちり書かせていただくが(ただし2日目もあるのでアップはそのあとになると思います)、とりあえず、ネタバレにならない範囲で、簡潔に感想を申し上げると、

笑った。
そして、混乱した。
でも、スカッともした。

かつてはそんなことなかったが、再始動後に限ってざっくり言うと、ユニコーン内における役割分担は、つっこむ側(いじる側)=奥田民生とABEDON、つっこまれる側(いじられる側)=手島いさむと川西幸一とEBI、というふうになっている。
で、テッシーと川西さんだと後者の方が「天然度」や「手に負えない度」や「収拾つかない度」が高いのだが、同じ方向においてその二者よりも天然度が高い、のではなく、違う方向というか、わけのわからない方向というか、突拍子もない方向というか、とにかくそのような、我々が考えもしなかったような方向から「天然」が飛んでくる存在。それがEBIである、ということを、我々に改めて思い知らせるイベントだった、ということだ。

にしても。なんでこんなことになってしまったんだろう。バンドブーム当時はまるで王子様のようだったのに、EBIさん……いや、今でもルックスは端正だが、その端正さを補って(?)あまりあるほどの天然さが……。
いいんですが。おもしろいから。

あ、それからこのイベント、この夏を病気療養ですごした川西幸一の、復帰一発目でもありました。
元気そうで安心、とかいうレベルを超えて、「とにかくもうライヴやりたくてたまらなかった感」を全身から放ちつつプレイしておられました、川西さん。とりあえず、よかった。(兵庫慎司)
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