フラワーカンパニーズの日本武道館、終わりました

フラワーカンパニーズの日本武道館、終わりました

結成26年、デビュー20年、メンバーチェンジなし、活動休止なし、ヒット曲なし、日比谷野音もSHIBUYA-AXもソールドアウトしたことなし、のバンドが、初めての日本武道館ワンマンのチケットを売り切った。

開催が発表になった時、「この武道館が成功したら、俺らと同じくらいお客さんも『やった!』っていう気持ちになると思うんだ」とグレートマエカワは言っていたが、ステージの真横の客席までびっちり埋めた9000人、本当にみんな、そんな気持ちだったと思う。
本人たちもそうだったようで、本編最後のMCで、グレートは「みんな、『俺たち武道館やったからよ』って言っていいよ」と口にした。

ビジョンなし、ステージセットなし、ゲストなし。いつもと違うのは、照明がハデだっこと、小西以外の3人の衣装が普段よりはましだったこと、ちょっと特効あったこと、セットリストが集大成的なメニューになっていたこと、それだけ。
基本、年間100本ペースで何年も何年も全国津々浦々のライヴハウスでやり続けてきたことを、そのまんまやっただけのライヴだった。
だからこそ、すばらしかった。
というか、日本武道館でそれをやって、すばらしいとしか言いようのないステージにできるバンドだからフラカンはすごいんだ、という話だ。

ライヴレポ、後日アップします。ぜひお読みいただけるとうれしいです。(兵庫慎司)
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