時代の空気を切り取った『トーキョーカオス e.p』完成! 焚吐に取材しました

時代の空気を切り取った『トーキョーカオス e.p』完成! 焚吐に取材しました

4曲を収録した最新作『トーキョーカオス e.p』をリリースする焚吐に取材しました。
様々なカルチャーが入り混じり、年齢も国籍も異なるたくさんの人々が行き交う2016年の東京の空気感が詰まっている1枚です。

温かい歌声を響かせ、切れ味抜群のギターサウンドも体感させてくれる彼の音楽。
生々しいと同時に、どこか非現実感も漂うエッセンスをサウンドや歌詞の言葉に散りばめているのが、とても独特です。
2次元と3次元の間の絶妙なポイントを捉えることが、今の彼を取り巻くリアルを描くことに繋がると考えているという旨、今回のインタビューで語ってくれました。記事は現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』12月号に掲載されています。

余談ですが……、焚吐は資料のプロフィールで、好きなもののひとつとして藤子・F・不二雄のSF漫画『気楽に殺ろうよ』を挙げています。平凡な人もたっぷり隠し持っている血生ぐさい感情を粋なユーモアを交えて描く藤子・F・不二雄のSF漫画は、焚吐の作風と繋がる部分が少なからずあると思います。彼の音楽が好きな人は、たくさん出版されている藤子・F・不二雄のSF漫画もぜひ読んでみてください。先述の『気楽に殺ろうよ』の他、『パラレル同窓会』『ミノタウロスの皿』『ぼくは神様』など、短篇作品集がオススメですよ。(田中大)
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