最新作『モニュメンツ・トゥ・アン・エレジー』の国内盤が間もなくリリースされるスマッシング・パンプキンズ。
現在発売中のロッキング・オン3月号にこの作品、そしてバンドの現在について赤裸々と語ってくれたビリー・コーガンのインタヴューを掲載しています!
まず発言抜き出しを見ると……。
「バンドの願望は、傷付けられて、傷付けられて、死んで、死んで、それでも生きようとした。でも、もう何もすることが残ってない。終わらせる以外にね」
「思えば、僕はバンドを始めた時からずっとアウトサイダーだったと思う。ただ、今はそれを証明したとすら思わなくなってしまった」
「カート・コバーンはジョン・レノンのように、ひとつのことをやりながら、すべてを語ってしまう術を持った人だった。僕にはその才能はない」
むむむ。
まあ、ある意味、実にビリーらしいインタヴューなのです。
本人も「僕は変わらないよ」と言っているし。
ただ、そのあとに、「ただ情熱は変わってしまった。それは非常に不運なことだと思う。音楽産業が僕の情熱に影響することに反発できなかった。それって許されるべきでない罪だと思う」とも語っているが……。
ともあれ、これまでなくシンセ・サウンドが飛び交い、ポップな曲でまとまっている『モニュメンツ・トゥ・アン・エレジー』は実に爽やかスッキリ聴ける、これまでスマパンにはなかったタイプの1枚。
ビリーがずっと憧れていたモトリー・クルーのトミー・リーも全面的に参加しているし、なんやかんや、本人はわりと楽しんで作ったんだと思う。
ぜひ、このインタヴューと合わせて聴いて欲しい。(内田亮)
今週末はビリー・コーガンの憂いをわかち合おう! スマッシング・パンプキンズ のインタヴューは必読です!
2015.02.06 20:21