パトリックの伸びのある歌声を筆頭に、演奏直に定評あるＦＯＢだが、ホントに凄まじかった。
しかも、自分が立っていた位置のせいなのかもしれないけど、どうもランシドのときより音響が悪化したような感じがしたが（ジョーのギターがほとんど聴こえなかった）、それにまったく負けないパトリックのヴォーカルはホントに強烈である。
にしても、最新作『アメリカン・ビューティー／アメリカン・サイコ』収録曲の底抜けポップ感はホントに清々しくてたまらない。
http://ro69.jp/disc/detail/118101
もちろん"Dance, Dance"や"Thnks fr th
Mmrs"の定番ソングの盛り上がりも凄まじかったのだが、"Immortals"も"Centuries"も"Irresistible"も大合唱が沸き起こっていて、新作がしっかり浸透しているのを確認できたのも良かった。
Punkspringでランシドのあとでも、たとえばファレルが出るサマソニでも、違和感なくパフォーマンスできると思えるＦＯＢはホントに特異なバンドだと思う。（内田亮）
