テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズに続き、ポスト・マローンも日本公演が決定! 続々決まる来日ラッシュに胸が高鳴るが、実はポスティーの単独来日公演は今回が初めてとなる。9月14日からタイを皮切りにフィリピンや台湾、韓国、香港を巡るアジアツアーとして、東京にもやってくるのだ。有明アリーナでの一夜限りのステージ、待ちきれないという方も多いに違いない。
そんな中、恐らくライブのセットリストの中心となるであろうニューアルバム『オースティン』がリリースされた。ラップミュージックというジャンルにとらわれない音楽性、ラップというスタイルに固執しないボーカルは、その傾向をますます強め、ポップミュージックとしてシンプルに強度高く表現されている。皆が聴いて皆が歌いたくなる、グッドバイブスを繰り出すアーティストとして独自の境地にたどり着きつつあるように感じる。
今回のリリースにあたり、ポスティーはNYのタイムズスクエアでゲリラライブを敢行した。予告は直前にTwitterを中心に行われたのみで、急な実施に一帯は大騒ぎ。というのも、彼が今回ライブを行なったのは、新設されたという巨大なビルボードを背景にした舞台「TSX Stage」。姿を現したポスティーめがけて大勢の観衆が集まり、背後の巨大スクリーンにはそのパフォーマンス風景が映し出されるという、とても街中とは思えないスケールの大きい演出が話題になった。ライブでは、新曲“オーヴァードライブ”から始まり“サンフラワー”や“ケミカル”等、数々の人気曲をプレイ。激しく飛び跳ね盛り上げたり、アコースティックギターを持って歌い込んだり、いつものポスティーの躍動感あふれるライブがタイムズスクエアで行なわれるという画期的なイベントとなった。
彼は、“オーヴァードライブ”で自身のライフスタイルを次のように綴っている。《夜をオーバードライブで過ごし、人生をオーバータイムで生きている。隠れる場所なんてどこにもない》と。その言葉の通り、止まることをしらないポスティーはアジアを駆け抜け、多くのリスナーと合唱し、最新作を引っ提げて日本にやってくる。 (つやちゃん)
ポスト・マローンの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
●『60年代ロックアルバム100』巻頭特集の8月号も合わせお楽しみください。
ロッキング・オン8月号のご購入はこちら。
Instagramはじめました!フォロー&いいね、お待ちしております。