2年間、審査員を務めた怪物オーディション番組『アメリカン・アイドル』を降りると、エアロスミスのスティーヴン・タイラーが宣言した。
もちろん、その理由はエアロスミスに専念するため。
http://www.billboard.com/news/steven-tyler-quits-american-idol-1007562952.story#/news/steven-tyler-quits-american-idol-1007562952.story
「おれのウサギが殺されてしまう前に、愛人の『アメリカン・アイドル』をふっといたよ」と、映画『危険の情事』を引用した発言が、いかにもスティーヴン・タイラーらしくて微笑ましい。
この番組により、スティーヴン・タイラーは全米のお茶の間で人気者になったものの、バンド内のゴタゴタを生んだのも事実で、これですっきりキレイにバンドに専念してもらえることはファンにとっては嬉しいことなんじゃないかな。
先日発表された“レジェンダリー・チャイルド”のPVもかっこいいし、延期になった新作も楽しみ。
なお、現在作成中のロッキング・オン9月号(8月1日発売)では、中村明美がブログでも触れている(http://ro69.jp/blog/nakamura/69789)、エアロスミスのニューヨーク公演のロング・レポートを展開するので、こちらも楽しみにしてください。(内田亮)