昨日、ソールドアウトのリキッドルームで貫禄のライヴを見せ付けたアラバマ・シェイクス。
まだアルバム1枚しか出してないとは思えないほど、脂が乗り切ったそのパフォーマンスはパーフェクト。
特に最高級のフロント(ウー)マンのブリッタニー。
曲中のアドリブでも「23年しか生きてない」とか言ってたけど、23歳とは思えないほど、その声とギターだけではなく、ペルソナそのものが熟していた。
歳とは関係なく、背負ってるものが大きすぎるんだろう。
観客も外国人が多かったからなのか、驚くほど熱かったし、いい意味でうるさかった。
徐々に高揚していくゴスペル・パートで、会場にいる全員が絶叫していたぐらいに盛り上がったのが特に印象的。
いろんな意味で“本場感”満載のライヴだった。(内田亮)