マニック・ストリート・プリーチャーズの通算11枚目となる『リワインド・ザ・フィルム』が本日店頭に並びました！
このアルバム、来年発売されるアルバムとセットになっていて、本人たちいわく「俺達の善人っぽいジェントルな側面が出たのが今作『リワインド・ザ・フィルム』で、俺達の悪党っぽいダーク・サイドが出たのが来年リリースする次作だと捉えてるんだ」とのこと。
ということで、先に出たこの『リワインド〜』はフォークでトラッドで、彼らの"歌心"が追求された１作。
あまりにも渋い曲が続くというのと、ゲスト・ヴォーカルがわりと多いということで、垂れ流しにしていると、ふとマニックスを聴いていたことを忘れることが何回かあったが、でも、根幹にはマニックスならではの熱いスピリットと洗練された文学性がしっかり貫かれていて、ファンにはたまらない１作に仕上がっている。

特にタイトル・トラックは、メイン・ヴォーカルをリチャード・ホウリー（元ロングピッグズ、アークティックなどとも最近よくつるんでいる）が担当しているだけに、最初はまったくマニックスに思えなくてビックリした。
ただ曲としては素晴らしい。

来週の火曜日、10月1日に発売されるロッキング・オン11月号にジェームス・ディーン・ブラッドフィールドとショーン・ムーアの最新ロング・インタヴューが載ります。
こちらも楽しみにしてください！（内田亮）