ピュアな喜びあふれる「歌力」でグッと引き込む、なんともミラクルなトリー・ケリーの歌声の魅力とは?

ピュアな喜びあふれる「歌力」でグッと引き込む、なんともミラクルなトリー・ケリーの歌声の魅力とは? - pic by Benjo Arwaspic by Benjo Arwas

※新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮し、来日公演は中止となりました(3月19日:更新)

来たる4月26日(日)、渋谷 TSUTAYA O-EASTにてトリー・ケリーの待望の初来日公演が実現することになった。グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされ、アニメ映画『SING/シング』では、ゾウのミーナ役の声優としても大活躍――そんなトリーが奏でる音楽の最大の魅力は、なんと言っても圧巻の「歌力(うたぢから)」ではないかと思う。スティーヴィー・ワンダーの名曲のカバーで、映画『SING/シング』の劇中でも使われていた“くよくよするなよ!/Don't You Worry 'bout a Thing”のMVを観てもらえばわかるとおり、彼女の歌は、ただ技術的(カラオケの採点的)にウマいだけじゃなく、「SING=歌う」という行為の根本にある「ピュアな喜び」が、まるで魔法の泉のように溢れ返っている。観ているこっちまで幸せな気分になってきて、思わずスキップしたくなってくるほどの「多幸感」に満ち満ちた歌声なのだ。


トリーの歌が世界の音楽ファンを初めて虜にしたのは、2012年、彼女がまだティーンエイジャーだった頃にYouTubeに投稿したフランク・オーシャンの〝Thinkin Bout You″のカバー動画だった。そこからデビューのチャンスを掴んだトリーは、15年に1stアルバム『アンブレイカブル・スマイル』を発表。その後、18年リリースの2ndアルバム『ハイディング・プレイス』ではソウル/ゴスペル系の楽曲にチャレンジし、見事グラミー賞の最優秀ゴスペル・アルバム賞にも輝いた。現時点での最新作『インスパイアード・バイ・トゥルー・イベンツ』(19年)ではソングライターとして、より深みを増した表現に挑むなど、作品をリリースするごとに新たな才能を開花させている。

今回の初来日ライブは、各アルバムからの代表曲を中心としたセットリストを予定。これまでの全キャリアを総括する「ベスト・オブ・トリー」的な内容になることが予告されている。なかでも特に楽しみなのは、2ndアルバムに収録されていたソウル/ゴスペル系ナンバーの胸アツなLiveバージョン! 本物の教会内で撮影された“Never Alone”のMV(特に2分40秒過ぎてからの怒涛の盛り上がりに注目!)でも披露されていた、奇跡的=ミラクルな「歌力」を生で体験できる今回の機会、ぜひともお見逃しなく!(内瀬戸久司)

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