Lavtが歌う「glauben=信じる」という優しさの物語

Lavt『glauben』
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ALBUM
Lavt glauben
 Lavtとの初めての出会いは “デイジー”だった。ポップなイントロに一瞬で心を奪われたのを今でも覚えている。《貴方が救ったように/枯れた日常に僕が咲かせるから》《貴方の雪を溶かして/隠していた蕾を愛でたいよ》と、優しさに溢れたフレーズが次々と心を包み込むこの曲は「不器用な自分に寄り添ってくれた誰かに向け、感謝と希望を花に例えて返すような一曲」とのこと。そんな “デイジー”を始め、2025年にリリースされた5曲と新曲3曲を加えた全8曲が収録された今作。本誌のインタビューで彼は「自分はポジティブな性格」と語っていたが、歌詞から感じ取れるのは単なる明るさだけではない。 “欠片”の歌詞にある《擦り減らしているんだ、自分の事を/それでも僕は優しく居たいと思っているから》が示すように、彼はこれまで何度も悩み、傷つきながら歩んできたのだろう。だからこそ無邪気なだけの明るさではなく、自分を擦り減らしてでも誰かに寄り添おうとする──それこそが彼の優しさの本質であり、Lavtの音楽にあたたかさを感じる理由のひとつである。(伊五澤紗花)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より)


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