昨年、映画主題歌として “My Back Pages”を「真心ブラザーズ+奥田民生」名義で発売した3人が、そのまま「楽しいことやりましょう」と結成した地球三兄弟。「新人バンド」らしく夏には札幌で合宿を行ったのだが…
People In The Box史上最高に毅然としたアルバムであり、同時にどこまでも開放的なアルバムだ。アクロバチックなほどに複雑かつ緻密にうねる3ピースのアンサンブルの中で「個人対世界」の構図をリリカルで哲学的な…
星野 源の音楽はどんどん思索的になってきている。表題曲“知らない”のテーマは「終わりのその先にあるもの」。何かが終わっても人生は続く。終わりから始まる景色があるはずだ――そんなメッセージを、星野は凛…
RIP SLYMEのILMARIがヴォーカリストを務めるバンドとして話題を呼んでいるThe Beatmossのデビュー・ミニアルバム。ギタリストのKOSENが洋・邦ロックへの深い造詣を受け止めさせる豊かな作曲をこなし、ベーシストの…
通算3作目。物語がはじまっていきそうなのに、もたもたしたり、余計なことを考えてしまう歯がゆいシーン。物語が終わりに近づいているけれど、それを止める術もなく立ちつくしてしまうじれったい瞬間。物語は終わ…
あれからもう21 年にもなるのか。マッシヴ・アタックの1991年発表のファーストがメンバー自らの手でリミックス/リマスターを施され再発。試聴用ストリーミング音源で聴く限り、オリジナルの印象を一変させるよう…
これほどまでにモチベーションのありかがはっきりしたアルバムは少ない。誰のために、なんのために歌うのか。 3.11を境に横山健の意識は大きく変わり、曲作りの根本、音楽に向かう姿勢そのものから改めざるをえ…
アルバム『バイオフィリア』の、12インチ限定でリリースされていたリミックス・シリーズの総集編だが、よくこんな劇薬みたいなメンツを揃えたもんである。シリアの民族音楽ダブケを高速テクノにした怪人オマール・…
おおたえみりによる第2弾DVD+シングルCD。前作は上品なワンピースでピアノと向き合う姿が古いフランス映画に出てくる女優のような佇まいだったが、今作では妖艶な和室で着物を着崩したような衣装で弾き語る。“パ…
有名なトラディショナル曲などをクレイジー・ホースとして完全に書き直してしまうという趣旨だった『アメリカーナ』に続くニールとクレイジー・ホースの新作。こちらはすべてオリジナルで、このバンドのガレージ・…
地べたを引きずり回されるようなヘヴィ&ラウドなアンサンブルとともに《おのれ 自分/おのれ クソ野郎》と自分自身を臆することなく苦悶の淵へ追いつめる“破壊BOSSジャム聖飢魔Ⅱメイク”。《あたしは痛い/ヒ…
観た人全員がぶっ飛ばされるこの作品。この号の特集でもみっちりと解説しているように、それはひとえにツェッペリンはもとよりジミー・ペイジが解散から27年経っても化け物だったということに尽きるわけだが、まず…
言わずもがな、PiLのオリジナル・ギタリストとベーシスト。彼らが脱退して以降の作品を厳しく評価する者がいる事実からも分かる通り、その独創的なプレイは初期PiLの強烈な個性を担い、後続に巨大な影響を与え、時…
チャート1位を獲った『still a Sigure virgin?』以来となる新曲リリース、TKのソロ作を経てのカムバックで、しかも初のアニメ主題歌。というわけでこのシングルに対する期待値と注目度は、言うまでもなくこれまで…
2012年のUKで売れに売れまくっている歌姫のデビュー・アルバムである。スコットランド生まれのエミリー・サンデーは現在25歳、もともとは医学部に通う秀才だったそうだが、歌の才能を見出されて転身し、本作で一躍…
みさこ所属のバンドじゃないもん!メジャーデビューから間を置かずに放たれる5作目のアルバム。収録曲の大半はいつものようにインターネット上で順次公開されてきたし、フィジカル作品の記録としての役割はともか…
世紀のずっこけタイトルを冠するデフトーンズ通算7枚目の新作。08年にベースのチ・チェンが交通事故にあい昏睡状態に陥ってしまったのも大きかっただろう(最近、意識が回復し、足を動かせるようになったという朗…
独特のスラップ奏法を武器に世界を巡る武者修行中のスーパー・ギタリストによる2年ぶりのアルバム。タイトルから道場破りとか他流試合とか連想するが、雅にとってアウェイなんてあるんだろうかと思ってしまう。あ…
サウンドガーデンが実に16年ぶりのアルバムで復活! 10年に再結成を発表して、コンピ盤やライヴ盤を出したり、映画『アベンジャーズ』に新曲を提供したりした後で遂にリリースとなる新作は、いい意味で懐かしさを…
アコギのカッティングとシンセ・サウンドが飛び交う静謐な音空間から、清冽でダンサブルなビートとともに高揚感の頂へと昇り詰めていく――5thアルバム『KATHARSIVILIZATION』後初のシングルとなる今作の表題曲“…
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