ロックへの「愛」と「憎」。デビュー以来、DOPING PANDAというバンドを突き動かしてきた根源的なエモーションとは、このふたつに尽きる。このベスト盤を聴き終えて、あらためて確信した。時としてその含有率は、「…
あのバングラ・ダブが帰ってきた。まったく、いっさい、パワー・ダウン無し。ソリッドな部分はより鋭く、カオスはさらなる混沌へと突き進む姿勢の小気味よさは圧倒的で、これを書いている年末の慌ただしい気持ちを…
良質なポップミュージックだけが生む疾走感がある。吹き抜ける風と、仲間たちのざわめき声――その光景はあくまでも澄んでいて美しい。ガリレオ・ガリレイに期待するのは、そんな抜きん出たポップメイカーとしての…
エミネムの『リカヴァリー』からの特大ヒットとなった“ラヴ・ザ・ウェイ・ユー・ライ”で既に復活の兆しを見せていたが、本作は更なる決定打になるだろう。既に欧米ではヒットを飛ばしまくっているリアーナの5作…
長田進とのコラボ盤を経ての新作。前作はそれまでの彼らの、端正な歌ものギター・ロックというイメージを根底から覆すような、サイケでロウファイでオルタナティヴでプログレッシブでポスト・ロックな作品だった。…
村上春樹の小説を読んで、文学としてどうの語る以前の問題として、人間はこんなじゃない、世界はこんなじゃない、とはっきり自分の言葉で発言する歌を収録したファースト『卒業制作』で登場した3人全員10代のガー…
ファースト・アルバム『19』はここ日本でも新人としては目覚ましい売上を記録したという。グラミーの受賞なども大きかったとは思うのだけど、どこかのアイドルのような露出をすることもなく、二度の来日も中止にな…
このライブ盤は凄い! 2011年でデビュー20周年を迎えるパール・ジャム。最新作の吹っ切れ方にも明らかだった2010年のツアーは、バンドの歴史に残るような凄まじいものだった。だから、ライブ盤が凄まじくて当然だ…
とんでもないアルバムだ。志磨遼平が背徳薫るロックの音像越しに眺めてきた、セルジュ・ゲンズブールの映像世界のような灰色の退廃に満ちた都市の日常を、ストリングスやクラリネットやペダル・スチールやエレピと…
10年3月に再結成ツアーで来日を果たし、4月に新EP『Simple Science』をリリースしたゲット・アップ・キッズが、遂に5作目となるニュー・アルバムを作り上げた。2004年の『ギルト・ショウ』以来、2005年の解散を経…
ソロ・デビューを果たした時点で、既に今後数年のポップ・ミュージック・シーンを牽引してゆくポジションが確約されているワイキキ出身のSSW、ブルーノ・マーズ。いよいよデビューアルバムの日本盤が登場である。B…
LOW IQ 01の音楽は非常に雄弁だ。本人自身にしてからが機関銃のような勢いで喋り倒すタイプであるが、しかし彼の作り出す楽曲はそれ以上に雄弁多弁かつダイレクトにストレートに胸にグッと響くのである。ちなみに…
活動休止中のフォール・アウト・ボーイからはジョーとアンディーの2人が、アンスラックスからはスコットとロブが集結。ボーカルにはエヴリ・タイム・アイ・ダイのキースを抜擢し結成されたのがこのザ・ダムド・シ…
「電撃結婚」ことヒダカトオル加入の衝撃すら置き去りにするように冒頭のThe Turtlesカバー“HAPPY TOGETHER”でいきなり高らかに響き渡るダカさんのボーカル! 純情が勢い余ったストーカー・ソング“この人、大…
SISTER JET史上、最も魂をガツンと揺さぶる力のある作品だ。6月に日比谷野外音楽堂でのワンマン、そして11月からの全国ツアーでは日本青年館でファイナルを迎えるという、かなりいい状況で2010年を駆け抜けて来た…
ゴー!チーム4年ぶりのニュー・アルバムは、前作『プルーフ・オブ・ユース』以上にとっ散らかった音楽性を爆発させつつ、よりポップに振り切れたアグレッシヴな1枚だ。ベスト・コーストのベサニーが2曲に参加して…
過去の楽曲のセルフカバーと新曲“VANISH”が収録された今作。ライブで長い年月をかけて演奏してきたことによる楽曲の成長や、4人編成になってから緻密になったり増幅したりしたアレンジが反映されている。企画盤…
このツイン・シャドウはドミニカ出身ブルックリン在住のSSW、ジョージ・ルイス・Jr.によるひとりユニット。USはグリズリー・ベアのクリスが主宰するテリブル・レコーズから、そしてUKは4ADからリリースされたとい…
90年代初頭に名門サラ・レコーズからデビューを飾ったブリストルのシューゲイズ・バンド。その後、約10年の活動休止をへて04年に編集盤、そして4年前に2ndをリリースし復活を遂げた彼らの、本作は結成20周年を祝福…
前作『オフェンド・マギー』から2年ぶりとなるニュー・アルバム。メンバーがバラバラな場所に住んでいるという事情もあって、オークランドのスタジオにて1ヵ月間の合宿体勢で録音されたとのこと。期限が区切られた…
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