近年は若い世代とのコラボも増え、改めてその天才性に注目が集まる矢野顕子。本作は、92年の名盤『SUPER FOLK SONG』からスタートしたピアノ弾き語りシリーズの第4弾である。神奈川県立音楽堂で5日間、名エンジニ…
すごく温かくて希望を感じる曲だ。約1年半ぶりの新曲“コオロギのバイオリン”は、結成から12年の間に生まれた123曲を収めた初の歌詞集『生と死と詞』に収録された8分超の大作。歌詞集封入CDということで、先に松…
昨年も彼に対して「名曲」という表現を乱発したので冷静になりたいところだが、そんな抑制を全く許さないのが現在のトータス松本だ。今までに出した全てのソロ曲が名曲だったし、本作の2曲も名曲以外の何物でもな…
スペースシャワーTVで放送されてきた清志郎のライブ映像を厳選収録したDVDである。約2時間×2枚組、40曲というボリュームなのだけれど、目をひん剥いて見入ってしまうような素晴らしい瞬間ばかりが次々に流れ出し…
神戸発、スリーピースのピアノロック・バンド、WEAVERによるアルバムが遂に完成した。昨年10月のデビュー以降、配信でのリリースのみだったのでCD化は初。音を鳴らすのが心底楽しい!という無邪気さや躍動感に溢れ…
異例のボリュームのファーストフルアルバムから、約1ヶ月で届けられるシングル『残像』。「本当に大切なモノ」=「君」を失った耐え難い喪失感を歌ったバラードだ。阪井一生(G)のソングラインティングはどんどん研…
「マジで!?」。初めて彼らの曲を聴いたら耳を疑うはずだ。たった5人の「声」だけで、こんなにロック出来るなんて! スメルマン。ボーカル、コーラスに加え、パーカッションもベースもエレキギターの様な音も全…
どこか無責任な爆発力や、誤解も含めてのポップさまでも武器にしていたロックンロールなファースト『andymori』とは、思いきって別のところにフォーカスを当てているセカンド。生まれてから現在までという縦軸と、…
活動休止期間を経て、約4年ぶりに発表されるオリジナル・アルバムである。シュールな笑いを誘うジャケット・アートワークは明らかに照れ隠しだろというぐらい、素晴らしい作品だ。イントロ後の“ONCE AGAIN”と本…
チャールズ・ヘイワード(ディス・ヒート)のゲスト参加の一報が話題を呼んだ4作目。実際にどう絡んだかは手元の資料ではわからないが、他にもジ・インヴィジブルズのドラマーやスティールパン奏者が参加したという…
ニュー・レイヴ後のUKダンス×ロック勢は、クロスオーバーという名の「中庸」に陥った自分達をリセットするように、ダンスかロック、そのどちらかの極に思いっきり振り切れる傾向が強いようだ。レイヴの極限の可能…
リバティーンズが凡百のギター・バンドよりも画期的だった点はいくらでも挙げられるが、一つ重要だったポイントは彼らがパンク・バンドだったことだと思う。ロックンロールやフォーク、スカ、トラッドなど、リバテ…
08年2月の来日時に話をした際、ブリット・ダニエルは「もう(前作『ガ・ガ・ガ・ガ・ガ』が)トップ10にも入ったことだし、これからはみんなをギョッとさせるような、変なレコードを作るしかないでしょ」と語って…
秋にリリースされた予告編とも言えるデジタルEP『スプリッティング・ジ・アトム』で既に一部を体験していたとは言え、素晴らしいクオリティのアルバムである。一音一音の美しさが尋常ではない。音の解像度の高さが…
約1年前のCOUNTDOWN JAPAN 08/09のステージで、バンド名とは間逆のエモいMCをしていたのを今でも思い出す。そして同じくエモいステージを披露したことを鮮明に覚えている。そして今回届けられた音源、もちろんその…
これまでファイナル・ファンタジーという名義で活動をしてきたトロント出身のオーウェン・パレット。今回の日本デビューを機に、本名でやることにしたらしい。パレットはストリングス・アレンジャーとしても一線で…
結成から10年以上経った今でも、メンバー一緒に趣味のサーフィンをしているというスウィッチフット。ツアーやらスタジオ・ワークやらで、年がら年中顔を合わせている間柄ながら、バンド活動以外でも、つるんだり遊…
映画『THIS IS IT』でマイケル・ジャクソンの隣でギターを弾いていた女の子、と言えばすぐにお分かりいただけるであろうオリアンティのセカンド・アルバム。85年生まれの彼女は、15歳でスティーヴ・ヴァイのサポー…
ここ数年続いてきたロックとダンス・ミュージックのクロスオーバーという文脈で語られたりするのかもしれないが、内実はまったく違うバンドだ。というか、そんなことは大した問題じゃないと音楽自体が言明している…
シャルロット・ゲンズブールは女優である以前に、そしてもちろん歌手である以前に「シャルロット・ゲンズブール」というアイコンであることを実父のまなざし(『シャルロット・フォー・エヴァー』)によって宿命づ…
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