アイルランドからグラスゴーを経由して、良心的ギタポ・バンドからワールドワイドなポップ・アクトへと変貌を遂げたスノウ・パトロールだが、またも一段上がった観のあるメジャー4作目である。美メロのスノパトとい…
エレファントカシマシがデビューから2011年までに参加してきたフェス、イベントから選りすぐりのライヴが20本以上、そして初回から毎年参加し続けているROCK IN JAPAN FES.とCOUNTDOWN JAPANをメインに当時のエピ…
来年1月に行われる3回目のライヴが渋谷公会堂、という着実かつ急速な盛り上がりの渦中にいるamazarashi。青森県むつ市在住の秋田ひろむを中心としたバンド、というプロフィールには手がかりが少ないまま、楽曲が訴…
『メイン・ストリートのならず者』に続いて『女たち』のボックスのリリースを急遽発表したストーンズ。ファンとしてはまたもや出費を迫られるわけだが、更にとんでもないものが届いてしまった。1978年7月18日、ま…
軽やかなアコースティック・ギターのストロークに乗せて、さり気なく宮本浩次が歌い出す。《長い道を行く/古えの光 ムーンライト/手探りで何かを探す夢から覚めて》……音数を抑えた抜けのいいアレンジと隣の人…
そう、私たちはいつもこんな見たことのない新しいロックの音に興奮し続けるんだ! 斬新でかっこいい。でも、ある意味むちゃくちゃ変。スター性、ソングライティング、文学性、歌唱力どれをとっても群を抜いた才能…
のっけからキュイ~ンとエアギターでもキメたくなる熱いギター・リフが炸裂し、天に駆けのぼる爽快なメロディ&ハイトーンVoでノックアウトされ、スケール感たっぷりに広がるドラマ性の高い展開(もちろんユニゾン…
「前作『ロマンス・イズ・ボーリング』以降の加入/脱退/パート・チェンジを経て生み出した作品」といったバイアスを取っ払って聴いても、4作目となる今作でロス・キャンペシーノス!の音楽がより深化したことは…
たとえば武道館公演のようなひとつの達成を果たした時、バンドが現状維持よりも変化を望むのは当然のことだが、それはもちろん、変化が目的ではなくその先に待つ進化を目的とする。2枚同時リリースされた『CYPRESS…
ジ・オーブ版のアンビエント~プログレ現在地更新というニュアンスが強かった前作『メタリック・スフィアーズ』から約1年。新作『C BATTER C』は17分間のアート・フィルム作品『Battersea Bunches』のサントラであ…
4年も待たされていた、フレンチ・エレクトロ界の実力者、サーキンのデビュー・アルバムが到着した。ヴォーカル・カットアップのセンスとディストーションの効いたシンセを駆使したその仕事ぶりが強烈なEPと共に、…
自分の幼い頃の記憶をひもといていくと、ひどく混沌としている時期がある。たぶん4~5歳くらい、「自分がどこからやってきたのか」という問いが急に胸の中に分厚い雨雲のように湧き上がって、同時期に奇妙な夢を繰…
ニュージーランドのチャートを席巻したフォーク・ユニットのデビュー・アルバムが本作。もともとはユニットの中心的存在であるデイヴ・バクスターのファースト・ソロ・シングル“ラヴ・ラヴ・ラヴ~世界のあいこと…
リンゴとネコとスペクタクルとオーケストラが合体したバンド名! もうこれだけでワクワクしてこないか? デビュー前からメディアや音楽ファンの間で熱い注目を集めているApplicat Spectra。関西発の4ピースバン…
さすが、というべきなのだろう。『狂気』の“コレクターズ・ボックス”がえらい勢いで売れている。たしかにあの内容、音質であれば長年のファンでなくとも触指が動くのも当然で、次に用意されたこの『炎』の“コレ…
今年の6月に公開された是枝裕和監督の映画『奇跡』のサウンドトラック盤。主題歌“奇跡”、挿入歌“最終列車”“鹿児島おはら節”の他、劇中で使用された14曲のインストゥルメンタルが収録されている。両親の離婚…
2年前に発表した前作で、黄金期モータウンやフィリー・ソウルの洗練されたポップネス~ムードを再構築して話題を呼んだ(モーター・タウンことデトロイト出身との来歴も泣かせる)、新手のブルー・アイド・ソウル…
《何も要らない私が今/本当に欲しいもの等/唯一つ、唯一つだけ》という言葉をそのまま音像化したかのように、ハープとストリングスを軸にして描き出される高純度なサウンドスケープ。Aメロとかサビとかいうテン…
極めて難解なデヴィッド・リンチの映画がポップな人気を誇るのは、たとえ解読できなくてもめっぽう面白いからだ。そして音楽は彼の映画の中でも、暗示的で官能的で、いつも重要な役割を果たしてきた。これは彼が「…
この1枚を聴いて、なんだか勇気付けられてしまった。「音楽を鳴らす!」という無骨なほどの衝動の塊×12。しかもそれが衝動に留まらず、独自の表現としてしっかりと成立し、ワクワクさせてくれる。音楽サイト「RO6…
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