昨年12月に行われた武道館ライブの映像。この時点でデビューからまだ3年足らず、アルバムは2枚しか出ていない。それなのにこの充実感は凄い。全20曲中半分近くは、特にSuperflyを追いかけているわけでもない一般の…
アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のエンディング・テーマ曲としてもオンエアされているオレスカのニュー・シングル。表題曲“自転車”の作曲は、いかすとプロデューサーを務めた堂島孝平の共作によるもので、静か…
「現代に蘇る『VU×ジザメリ』/ダークで甘く、知的にロックンロールを鳴らす」というコピー。そして黒で決めた男女のアー写が飾る資料を見て、即座に連想したのはキルズ。あるいはレヴォネッツとか。けれど実際に…
08年フジ・ロックでの初来日においては、ほとんど予備知識を持たなかった僕のようなオーディエンスまで熱狂の渦へと叩き込み、その年のフジ・ベスト・アクトの呼び声も高かったゴーゴル・ボルデロ。昨年のサマソニ…
デビューから10年の軌跡をまとめたベスト盤。全曲を通して息を呑むような緊張感が持続する。鬼束ちひろの特異な歌世界に触れるには最適な一枚だ。 彼女の音楽には、二つの相反する面が同居している。一つは聴き手…
映画『アイアンマン』の続編のサントラであると同時に、全曲AC/DC三昧というハイ・ボルテージすぎるコンピレーション盤。75年から08年までの10枚のアルバムから計15曲が収録され、おなじみの名曲の数々にレア曲の…
2010年、ハーバートは本人名義で3部作のアルバム・リリースを予定しており、本作はその第一弾である。本作のテーマは、彼が全ての作曲、楽器演奏、録音、プロデュースを行うという試みで、全編に亙ってボーカルが…
加工力、アレンジ力、プレゼン力が問われたUKエレ・ポップ女子勢が落ち着きを見せる一方で、素材力と言うかよりプリミティブな才能の輝きが前に来ているという意味でフローレンス・アンド・ザ・マシーンの後継者の…
シンズのジェームス・マーサーと、デンジャー・マウスことブライアン・バートンが組んだスペシャル・ユニットの初作品。シンズもナールズ・バークレイも大好きな身としては心待ちにしていたアルバムだ。すでにベッ…
「これはとことん愛を歌ったラブアルバムだ」と書くと、丸くなった?と思われそうだが、それは本作の実像と正反対だ。君のことが堪らなく好きだからこそ、世界の醜悪さが許せないし、世界がクソだからこそ、君の美…
デビュー・アルバム『ファンタスティック・プレイルーム』が、ニュー・レイヴ真っ盛りの07年夏にリリースされ、ヨーロッパでは一大旋風を巻き起こしたNYPC。あれから2年半、ニュー・レイヴの波はとっくに希釈化し…
揺れ動く子供の心をビビッドに作品に焼きつけることができるのは、「いつまでも子供の心を忘れない者」ではなく「子供のイノセンスも大人の痛みも苦しみも知り尽くした上で、両者のまったく異なる2つのパースを1つ…
9mm Parabellum Bulletとは何か。メタルやハードコアの肉体性。昭和歌謡の様式美とエモーション。その両方を爆裂させながらめちゃくちゃに転がっていくようなライブのカオス。彼らの音楽を説明しようとするほど、…
plentyの音楽は、シンプルだが人々を混乱させる。鋭い正論。誤解を恐れない極論。理屈を飛び越えた暴論。ときにはアイロニーや逆説的な表現を使って、暴論から正論へ、正論から極論へ、さりげなく飛び移る。子供の…
高速の逆再生映像で植物や動物の誕生の瞬間に立ち戻っていく、その神秘に迫っていくドキュメンタリーってよくディスカバリーチャンネル等でやっているけれど、このアルバムを聴いて真っ先に瞼の裏側に浮かんできた…
ゴールド・パンダというアーティストはダブステップというタームだけで考えるとその性格を見誤る。というよりも、「ダブステップ」はここ2年ほどでどんどん拡散し、定義が広がっていったところがあるが、ゴールド…
メジャーデビューしてから約一年間、憧れてきた先人との競演や、ジャンルを超えた同世代との共闘、さらに思想も含めて支持してくれるリスナーの急増を経て、BAWDIESはぐんと大きくなった。2ndアルバムからは、その…
ニューゲイザーというタームが存在する以前から、シューゲイザーの手法をある種クラシックに継承し、英国らしいロック・バンドとして実践してきたのがこのセネンだ。立ち昇るサイケ感は、海を越えてシルヴァーサン…
「キース・エマーソン再来!?」「ブラック・サバス・ミーツ・クイーン!?」と、2010年の新作についつい70年代の物差しをあててしまったり、このバンドの首謀者=デーモン・フォックスがステージ中央にセットした2台…
ナカコーのプロデュースによる前作『A.B.C.D.e.p.』、そして初の完全セルフ・プロデュースの今作が完成した今から思えば、『DANCE FLOOR MONSTERS』はthe telephones内での位相変換的な作品だった。つまり、自分た…
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