現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号にUVERworld・TAKUYA∞が登場!自分でも未知数ですよね。
だって10ヶ月前に最高やと思ってたものが、今、違いますから(笑)
TAKUYA∞、久々の登場。
2020年振り返り、年末のライブ攻勢、新曲群とリリース、そして2021年へ――すべてを語った
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=HIRO KIMURA
2020年12月、UVERworldは20日から31日までの5日間に全国のアリーナ会場で10公演のライブを行った。しかも1日に2回公演だ。
去年の暮れにそんなことをやるアーティストは他にどこを探してもいなかった。
充分なアーティストパワー、メンバーとスタッフの体力、そしてリスクを回避するための入念な対策と準備、そして何よりも、困難が立ちふさがろうが逆風が吹こうがやると言い出したら堂々とやりきる覚悟と意志――それらがすべて備わっているからこそ、UVERworldはやれたのである。
しかもそのライブの内容は、曲数も長さもいつもとまったく変わらず、観客数は半分に制限しているにも関わらずその少ない分を補うほどの熱量を見せつける、凄まじいライブだった。
そのなかで“HOURGLASS”、“Teenage Love”、“EN”、“来鳥江”、“SOUL”など5曲の新曲が披露された。どれもこれからのUVERworldを予見させる強力な新曲だ。ここ最近の打ち込みやシンセを多用した楽曲とはやや方向性が変わって、ロック色が強くてエイトビートを感じさせる方向にシフトしている。
コロナの1年を早くもとっくの過去にして動き始めているUVERworld。
TAKUYA∞に、定めた行き先とその狙いを聞いた。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年4月号より抜粋)