【JAPAN最新号】DISH// 北村匠海、結成から10年、葛藤を自信に変えた最新作『X』――その核心を語る

【JAPAN最新号】DISH// 北村匠海、結成から10年、葛藤を自信に変えた最新作『X』――その核心を語る

20歳くらいまでは、自分たちはいろんなことを「やってきてしまった」っていう認識だった。
でも今はその全部があっていいと肯定できる

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号にDISH// 北村匠海が登場!

結成から10年、葛藤を自信に変えた最新作『X』――その核心を語る

インタビュー=杉浦美恵 撮影=岩澤高雄


2020年、“猫 ~THE FIRST TAKE ver.~”で、その存在に多くの注目が集まり、DISH//というバンドの魅力、そして北村匠海(Vo・G)の歌の表現力が大きな話題となった。その次の一手とも言える新作が今回の4thアルバム『X』(クロス)である。さらにDISH//は今年結成10周年のアニバーサリーイヤーでもあり、その節目にリリースするニューアルバムともなれば、相当気合いの入ったアルバムができあがるだろうとは予想していた。果たして届いた新作は、そのタイトルが示すように、様々なアーティストとのかけ合わせ(クロス)が新たな化学反応を生み、バンドの可能性をさらに押し広げると同時に、強力な自作曲によって、揺らぐことのないロックスピリットが明確に示されたアルバムとなった。これまでダンスロックバンドとしてのエンターテインメント性を武器にしながら、作品ごとに自分たちの「核」を探し続けたDISH//。彼らはこれまで決して順風満帆で活動を続けてきたわけではない。究極なまでに多様な表情を持つバンドの特性は彼らの強みでありながら、長らく自身が抱く葛藤の要因でもあった。「果たして自分たちはどこへ向かっているのか」と。しかし、今作でその迷いは自信へと変わったことがよくわかる。今DISH//は新たなスタートラインに立つ。彼らはどのようにしてここに至ったのか。北村匠海がすべてを語る。(杉浦美恵)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年4月号より抜粋)



【JAPAN最新号】DISH// 北村匠海、結成から10年、葛藤を自信に変えた最新作『X』――その核心を語る - 『ROCKIN'ON JAPAN』2021年4月号『ROCKIN'ON JAPAN』2021年4月号
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