ザ・ローリング・ストーンズなどがレコーディングをした溜池山王のスタジオが閉鎖に

ザ・ローリング・ストーンズが1995年の来日時にレコーディングを行うなどした、長い歴史のあるレコーディング・スタジオの営業が終了する。

閉鎖となるスタジオは、株式会社EMIミュージック・ジャパン本社ビル内にある第2スタジオ、第3スタジオ。これは同社の本社移転に伴ってのことで、1月25日をもって営業を終了するという。

第3スタジオは1982年に開設され、1995年にザ・ローリング・ストーンズが来日した際にセルフ・カバーを中心とした全18曲のレコーディング(「TOKYO SESSION」と名づけられて同音源の中から、“クモとハエ”“ワイルド・ホース”“スリッピング・アウェイ”“むなしき愛”“リトル・ベイビー”の5曲がアルバム『Stripped』に収録された)を行っている。また、同社の公式サイトによれば、コールドプレイが同スタジオで演奏を行っているほか、宇多田ヒカル、椎名林檎など数多くのアーティスト達がレコーディングを行ってきたのだという。貴重な機材などは、品川にある同社の系列スタジオに移設される。

現在、東芝EMI 洋楽スタッフによるブログにて、同スタジオにまつわるエピソード、ザ・ローリング・ストーンズ来日時の貴重なレコーディング・エピソードなどが公開されているので、是非ご覧ください。
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