大仰な言い方になるけれど、この緑黄色社会のニューアルバム『あたまご』は、今という時代にアップデートされた、人と人のコミュニケーションの形をポップミュージックで表したような作品。この4人で10代の頃から一緒に音楽活動を続けてきて、「大人になった」というワードが頻繁にお互いの口から出てくるようになった今、緑黄色社会に正面から向き合い、その中の自分に正面から向き合い、そこから生まれる音楽で人々と共有できるものに正面から向き合いきった傑作アルバムだ。その成果について、4人で本気で語り合うこのインタビューは、めちゃくちゃ盛り上がった。いや、インタビューしたというより、今の4人のコミュニケーションの流儀のままに自然と会話をファシリテートしたら『あたまご』の本質に辿り着いていた、そんな内容だ。とは言えJAPANのインタビューじゃないと、なかなかこういう会話にならないそうなので、その貴重さを楽しんでほしい。インタビュー=古河晋 撮影=恒川脩平今回は、ちゃんとぶつかった気がします。生みの苦しみがわかるから勇気がいるけど、ちゃんとノーを言えるようになった
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年11月号より抜粋)






