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 EARTH STAGE3番手は、3年連続出場となるACIDMAN! 初っ端、“FREAK OUT”のイントロとともに、いきなりベース佐藤がステージ中央前方に駆け寄り、ベースをかき鳴らす。一斉に上がる歓声と拳。大きな期待と熱がフロアからもステージからも伝わってくる。ドラム浦山による笑いを誘うMCでさらに会場はヒートアップ。続けざまに“波、白く”“アイソトープ”“赤橙”と人気曲連打! 後半は新作『and world』からの曲で、バンドの進化を見せつけ、クライマックスへとひた走る様は、鬼気迫るものがあった。ラストの名バラード“季節の灯”で言葉をじっくりと染み渡らせつつ、素晴らしく獰猛でエモーショナルなロックンロールを完璧に体現してくれたステージだった。




 夏・冬合わせて文句なしのフェス最多出場アーティスト、奥田民生。昨年は雪が降っていたことから“雪が降る町”をサプライズで演奏してくれたが、今年は何が起こるのだろうか。ゆっくりと民生が登場、激渋ブルージー・ナンバー“まんをじして”でスタート。“快楽ギター”“御免ライダー”の、軽やかかつ重厚なグルーヴに体が自然と動いてしまう。「常に7割くらいの力できました。1日のうち100%の力を出すのは3分くらい (笑)。これがコツ」というMCで和み、“さすらい”ではシンガロングが巻き起こる。最後は“イージュー☆ライダー”! 心地よく濃厚な風が会場を吹き抜けていった。(小松香里)