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2日目の幕開けにヴォルテージ高まるAURORA STAGEの至るところから「カワイイ~ぃ!」と大きな歓声が沸き上がった。恒例の朝礼に現れた当フェス・プロデューサー、山崎洋一郎に――ではもちろんなくて、続いてオン・ステージしたどっからどう見てもキュートな木村カエラ、その人に! 「大阪2日目、トップ・バッターです! 今朝は8時起きでした。そんなに早起きしたのは久しぶりです」と笑顔でMCのカエラ。芯の強い、伸びやかな歌声が気持ちを軽やかにリフト・アップし、ヒット・チューン乱れ撃ちのステージに誰しもが酔いしれた至福の45分間でした。幕張のみなさん、明日のEARTH STAGEは要チェックですぜ!



28日の幕張GALAXY STAGEで狂乱のトリを飾ったMO'SOME TONEBENDER、インテックス大阪に威風堂々の殴り込み! 不敵な警報音と共に出現したモーサム・トライアングルが“TIGER”“HAVE YOU EVER SEEN THE STARS”“GREEN&GOLD”と畳み掛け、AURORA STAGEを極彩色のロック・カオスに染め上げる。意味不明なシャウトで煽りまくるわ、サーベル振り回して踊りまくるわ、もうやりたい放題のモーサム。「発狂したUNDERWORLD」とでもいうようなラスト“BAD SUMMER DAY BLUES”はマジ強烈でした!!



開演前から大勢のオーディエンスで埋まったAURORA STAGE。大きな待望感でもって迎えられたACIDMANは、“ある証明”“Ride the wave”と初っ端からトップギアで疾走! フロアは熱狂的なオイ・コールで応え、この日いちばんといえる一体感に包まれた。さらに大木、「オオサカもっと来い! もっと!! もっと!!!」とリッケンバッカー掻き鳴らしてアジテート。ジャズ・ファンク的アプローチと親密な歌謡性、そして苛烈なるロック・エモーションに会場の熱は最高潮に高まったのだった。



津波のようなフィードバック・ノイズとヴォーカル・須藤の過剰な「イェーイ!」でスタートしたライヴが、AURORA STAGEをシュールで捻れたロック・ラビリンスに一変! 迷い込んだ僕らはもうすべてを忘れて踊るっきゃない! 「君はアレだろ? 君はオレのこと大好きな君だろ?」と炸裂する須藤節にも踊らされつつ、加速度的に濃くなる髭ちゃんワールドに笑顔で飲まれたAURORA STAGEであった。2008年も任せた!!