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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



ダンサブルな登場SEにのって、初日MOON STAGEのトリを飾る電大の3人がオンステージ! 今年デビューしたばかりの新人なんでご存知ない方のために説明しておくと、この電大とは、かの国民的バンド=ユニコーンのドラムを務める川西幸一、ギタリストの手島“テッシー”いさむ、ベースを担うEBIによるプロジェクトで(平均年齢、約50歳!)、今年2枚のミニ・アルバム(『Δ結線』&『D-SHOCK』)を発表。2度のツアーを敢行するなど老体にムチ打って(失礼!)フル稼働したロック・バンドなのです。揃いのパーカー姿で現れた3人は、ここでも冒頭の“Chuo Free-Way”からゴキゲンなロックンロール・サウンドを放射。ユニコーンのナンバー“ロック幸せ”もプレイし、川西のタメを効かせたボーカルにあわせてテッシーが巧みなギター・インプロビゼーションで応えるなど、遊び心と貫禄の両刀使いで面白いようにフロアを沸かせてみせる。

キャリア豊富な3人とあって、力みのない至極リラックスした出で立ちで、曲間のMCは新人バンドらしからぬまったり具合(例えば、「来年50歳になるので、50にちなんだ何らかのことをします」とテッシーがふんわりと宣言すれば、「体重を50キロにする?」と川西が問いかけ、対するテッシー、「いやいやいや!!」と全力で固辞するなど・笑)。しかし、ひとたび音を鳴らせば見事に息の合ったアンサンブルで“Body Guard”、“豪快男児”と快走し、場内を心地良い一体感で包む。「来年もアルバムを作ろうかなと思ってます。来年もがんばっていきますので、よろしくお願いします!」(テッシー)と2013年への所信も表明し、アンコールにも応えた電大だが(最後は「ジャパーーーン!!」と盛大にシャウト!)、3人は12月31日に開催する年越しライブ(@東京・新代田FEVER)で2013年まで突っ走る模様。この勢いで来年も一丁ヨロシク!(奥村明裕)