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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート


リハーサルで3人が現れると、待ち構えていたオーディエンスが手を挙げ、歓声を起こす。そんな様子にダニー(G・Vo)も、入り口に向かって「どんどん入って来いよ、はじめるぞ! オーイェイ!」と叫ぶ……こりゃ、全員で痛快にフライングだ。そして♪チェックチェック、マイクチェック~、と歌いだす。既に大盛り上がり! それから暫し待つと、真っ赤な照明に包まれて、改めてライヴがスタート。ダニーの「ロックンロール、よろしく!」という潔い挨拶から、“ロックンロール・マジック”へ。ドリー(B・Vo)のジャンプ力は、今日もハンパない! ダニーとドリーが動きを揃えて、目にも楽しませてくれる。

続いては、ダニーの「飛ばしていこう!」の言葉通りに、疾走感たっぷりの“サンダーボーイ”。シールド抜けちまうよ!というギリギリまで前に出るダニーとドリー。“KILLER”まで、ひたすら攻めまくる。「聞こえてるかーい?」と問い掛けて、帰ってきた大歓声に「ありがとな!」と返すダニー。その後の“あの日のロックンロール”も、愛いっぱいに聴こえてきた。それから、さらに感動に拍車を掛ける“涙のスターダスト・トレイン”を経て、ボギー(Dr・Vo)のタイトなドラミングが光る“YOUNGERS ON THE ROAD”。ダニーとドリーは、お互いのシールドを飛び越えながら、右へ左へ移動する(流石!)。フロアも負けじと、ひっきりなしに手が挙がる。

最後は“50回転ズのテーマ”。ダニーは、「最後まで楽しんで~!」とギリッギリまで煽り、楽しませ、演奏を終えると駆けるようにステージを降りた。エンターテインメントで、でもピュアでリアルで、何よりもすこぶるロックンロールな時間だった!(高橋美穂)