ド派手な衣装のダンサーたちが登場し、メルヘンチックな音色が聴こえてきたら、GALAXY STAGEは一気にきゃりーぱみゅぱみゅワールドへ！ 大きなリボンを頭に付けて「みなさんこんにちは、きゃりーぱみゅぱみゅです」とあらわれた彼女は、長い手足を生かして踊りながら“ファッションモンスター”を披露。すると早速、オーディエンスから大きな掛け声が上がる。
「COUNTDOWN JAPANには２年前から連続でお客さんとして来ていて。プロデューサーでもある中田ヤスタカさんによるcapsuleのライヴを観たりして楽しんでいました」と話す。更に「喉のトラブルがありまして、今朝もお医者さんで点滴してきました。ところどころ声がかすれてしまうかもしれませんが全力でがんばります！ この後、レコード大賞も紅白もあるので早めに治さなきゃ」と言うと、そんな超多忙な彼女を応援する大きな拍手が。喉の不調などものともせずに元気に「次の曲は全員、強制参加となっております！」と “みんなのうた”に突入すると、超満員のオーディエンスが所狭しとばかりに一斉に大きな振り付けで踊りだす。
そして、このステージで初公開だという新曲“ふりそでーしょん”を披露。１月に成人式を迎える彼女のために作られたというこの曲は「あたし」と「はたち」の言葉遊び感も面白い、今のきゃりーぱみゅぱみゅの止まらぬ勢いを感じさせるアップリフティングなナンバーだ。続く“きゃりーANAN”では、みんなで手をキツネの形に「ぱみゅぱみゅ」させながら左右にフリフリ。色んな楽器のエア演奏を交えながらのパフォーマンスもユニークで目が離せない。「続きましてデビュー曲を歌いたいと思います！」と歌われた“PONPONPON”のサビではみんなのPONPONジャンプでGALAXY STAGEが揺れまくり！ ラストの“つけまつける”ではオーディエンスも掛け声を上げたり踊ったりと大忙し！ 存在そのものがテーマパークのようなきゃりーぱみゅぱみゅ。GALAXY STAGEを、ものの見事に独自のエンターテイメントで染め上げた。（上野三樹）
きゃりーぱみゅぱみゅ のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ
